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【開催見解】第2回大井競馬 (4/22~26 重賞:東京プリンセス賞、羽田盃)

2019年4月21日

 今回の大井競馬トゥインクルレースは4月22日(月)から26日(金)まで5日間。

2日目に第33回東京プリンセス賞、3日目に第64回羽田盃の重賞二本立て。南関東クラシック路線に注目が集まります。

 

 初日のメインレースは、ケンタウル賞がA2一組選抜、距離1800メートルで行われます。ここは3月のブリリアントカップトライアルの再戦模様。当時勝ったのは9番人気のサンドプラチナ。自慢の追い込みが炸裂して大穴を提供しましたが、ハマれば間に合っていい馬。本番のブリリアントカップは強豪に屈しましたが、自己条件で巻き返しが期待できます。クラス常連で前捌きに安定感のあるスギノグローアップ、同じく準オープンの堅実派ペイシャゴンジセも上位争いが可能。別路線では川崎のマイルから地元のこの条件でロードシャリオ、船橋所属ながら大井狙いのダイリュウハヤテにも注目です。

 

 2日目のメインレースは、牝馬クラシックの二冠目、第33回東京プリンセス賞(S1)が距離1800メートルで行われます。注目は2歳戦から重賞で勝ち負け、今年に入ってニューイヤーカップ、そして牝馬一冠目の桜花賞を楽勝したトーセンガーネット。過去、右回りの経験は札幌の芝と園田の兵庫ジュニアグランプリ。初の大井コースで距離が1ハロン延長しますが、桜花賞を好時計で制して折り合い面の心配がなければメンバー的に二冠は目前。これに待ったをかけるなら道営時から2歳戦をリードしてきたアークヴィグラス。ローレル賞、東京2歳優駿牝馬を制した実績は十二分。桜花賞では大きく離された3着ですが、地元の外コースなら期待は高まります。

この他では桜花賞2着、桃花賞1着で大井向きの川崎ゼットパッションでしょう。

 

 3日目のメインレースは、3歳オープン定量、第64回羽田盃が距離1800メートルで行われます。今年は雲取賞が重賞に格上げされて3月の京浜盃までステップレースに厚みを増しました。雲取賞を制したヒカリオーソは不在ですが、2着のミューチャリー、3着のカジノフォンテン、京浜盃1着のステッペンウルフ、2着ウィンターフェル、3着ホワイトヘッドの上位入線組が参戦。何れ実力劣らず素質馬揃いでハイレベルの争い。別路線にも先々楽しみな馬が揃って、一冠目に向けて興味深い一戦になりました。

 

 4日目のメインレースは、東京ダービートライアルが3歳のオープン、距離2000メートルで行われます。先を見越した面々で狙い目は色々ありますが、遠征馬に期待馬が揃いました。船橋のシントーゴールドは2戦2勝。千から千五をクリアした大型馬で素質は十分。川崎のトワイライトスカイは浦和、地元を連勝。終いの脚に定評があり相手強化でも食指が動きます。地元勢では選抜路線を含めた経験値上位のトドビエン、JRA1勝馬で川崎のクラウンカップでは1番人気8着に敗れたダンサーバローズが巻き返しを狙います。

 

 5日目のメインレースは、春宵賞がA2、B1選抜、距離1200メートルで行われます。地元の注目は前回この条件で2着に好走したブリージーストーム。道営と南関東を行き来してきた高齢馬ですが、実績は文句なしにトップクラス。ララベルを筆頭にお馴染みの良血でもあり今回も上位争いが期待できます。同じレースを1番人気で敗れたリコーヴィッカース。叩き3戦目で条件が揃っていましたが、最後方まで置かれたのが痛かったです。今回は距離が詰まりましたが、適性面ではヒケを取らず巻き返しは十分。前回B1、B2の休み明けを快勝したタマノシュタルクは600キロ近い巨漢馬。ここまで9勝を挙げており区切りの10勝目を狙います。

遠征馬ではスピード上位のサンダーマックス、短距離の差し馬ハクサンベルがエントリーしています。

(出走予定馬は4月20日現在)

 

ケイシュウNEWS 田島 啓行

 

 

ケイシュウ

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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