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【開催見解】第2回船橋競馬 (5/6~10 重賞:東京湾カップ、かしわ記念[JpnI])

2019年5月5日

今回の船橋競馬は5月6日(月)から10日(金)まで5日間。かしわ記念が行われる初日の6日(月)は昼間開催、2日目以降は通常通りのハートビートナイターで行われます。

 

初日のメインレースは春のマイル王決定戦、指定交流第31回かしわ記念が距離1600メートルで実力を競います。今年も豪華メンバーが揃いましたが、JRAのスピード王、インティがフェブラリーSから直行で連勝を狙います。卓越したスピードと勝負根性は歴代の覇者と比べて見劣りしません。現在の充実ぶりから主役は譲れないところでしょうか。逆転を狙うのは昨年の覇者でタイトルに関してはメンバーで一番のゴールドドリーム。同馬は数々の強豪と戦ってきた経験が何よりも強味。距離はオールマイティーだけにフェブラリーSでインティにクビ差敗れた雪辱を果たしたいところでしょう。人気と実力を二分するこのラインに割って入るのは距離適性からも結構骨っぽいですが、実績馬のアポロケンタッキー、オールブラッシュ、モーニンに左回りを得意にしているドリームキラリが真っ向勝負を挑みます。地方側で期待されるのは地元のキタサンミカヅキですが、同馬は典型的なスプリント戦の差し馬。JRAの強豪相手にマイルとなると展開の助けが必要でしょう。

 

2日目のメインレースは、皐月盃が4歳以上のオープン、距離1700メートルで行われます。地元勢に目を向けると決め手鋭い距離適性のあるソッサスブレイ、昨年スパーキングサマーカップ2着のモンドアルジェンテ、復活を期す素質馬レガルスイ、前回のオープン特別3着ヒラボクプリンス。遠征馬ではロジータ記念2着など、昨年の牝馬クラシック路線で好走を続けた大井のクレイジーアクセル、東京ダービー馬で昨年のこの時季に復調を見せていたバルダッサーレが地元勢に挑みます。

 

3日目のメインレースは東京ダービーへの最終切符を争う、第33回東京湾カップが3歳の距離1700メートルで行われます。注目は北海道2歳優駿で勝負根性を見せたイグナシオドーロ。全日本2歳優駿は逃げて完敗を喫しましたが、羽田盃後のこのレベルなら実績は上位。船橋のナイターを攻略できるかポイントです。順調にきている組ではクラウンカップ1、2着のホールドユアハンド、サクセッサー。トライアル1、2着のレオズハウライト、グリードパルフェが重賞組に挑む図式。又、デビュー戦を2着後、現在圧倒的強さで3連勝のミスタージョイは大変期待の1頭。ここは混戦模様になりました。

 

4日目のメインレースは、習志野きらっとスプリントのトライアル競走、閃光スプリントがA2、B1、距離1200メートルで行われます。ここは休み明けでも実績に勝る地元のヨンカーが中心となりそうです。フジノウェーブ記念は結果的に相手が強く力負けの形ですが、自己条件の短距離なら有力。川崎のビヨンドボーダーズは、今年の船橋記念2着。当時はB2で2着後に連闘策を敢行。気性的に間違いなくスプリント気質でゲートを五分に出れば勝ち負けの一戦。この他ではお馴染みのリュウノヴィグラス、ロマンコスモ、ヴェスヴィオが一発狙います。

 

5日目のメインレースは、新緑特別がB1二組下のハンデ戦、距離1600メートルで行われます。前回この条件で3着のキタサンコンサート。当時は千二からの参戦でしたが、引き続き手綱を取った森騎手で惜しい競馬。距離にメドが立てば今回も有力候補。タイセイブラストは同じレースで一番人気の4着。ただ、着差は1馬身足らずだけに悲観する内容ではありません。鋭い決め手はメンバー上位と言えます。他力本願でもツボにハマればエニークラップスの台頭も可能でしょう。遠征馬では大井の実力派ザンブローネとサマルカンドブルーでしょう。

(出走予定馬は5月4日現在)

 

ケイシュウNEWS 田島 啓行

 

 

ケイシュウ

 

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