【開催見解】第4回名古屋競馬(5/14~17)

2019年5月13日

第4回名古屋競馬は5月14~17日の4日間、「エメラルドシリーズ」が行われる。

 

5月14日(火)1日目のメインは、B-1組の「うしかい座特別」(1600m)。

前走時計もさることながら、内容面でも強さが際立ったアサケハーツ。あの内容なら勝ち組に編成されてもまったくヒケ目はないし、距離据え置きは大歓迎材料。このまま軌道に乗っていきそうだ。これに待ったをかけるなら、ここを目標に仕上がりがいいアオスタ、地元に戻って反撃がありそうなウインクレドか。以下で続くのはレッドラーザム、タイセイレーベン、スターストリームとみるが、特別に入るとワンパンチ不足は否めない。恵まれて3着程度だろう。

 

 

5月15日(水)2日目のメインは、A-3組「アベリア特別」(1800m)。

ひと息入ったが、ここはオープン勝ちの実績があるナインオクロックが中心の鞍とみた。ただ、1800mは若干長い印象だし、やけに骨っぽい相手がそろって予断を許さない。抜群の安定感を誇るマコトハインケル、オールージュ、ひと息入れて英気を養ったマントン、ユーセイスラッガー、ラピッドライズ、休み明けでも怖い実力馬ラモントルドール、ペイシャブルー、ひと叩きしたサンタンパなど多士済々。いいレースになりそうだが、馬券は一筋縄ではいきそうもない。

 

 

5月16日(木)3日目のメインは、A-2組の「カーネーション特別」(1400m)。

人気は行き切れば2走前の再現が狙えるオトコギだろう。だが、スターマイボーイやアイファーウタオーの抵抗が予想され、楽観視はできない。乱戦になれば、距離短縮がいいメモリーフェーブル、決め脚鋭いアスタークライ、相手なりに走るエスタシオンあたりにもチャンスが出てきそうだ。そして、前走が強かったセルリアンサロースが常識にかかり始めた。馬っぷりなら2組に入っても遜色なく、すんなり好位づけならアッといわせるシーンも。

 

 

5月17日(金)4日目のメインは、A-1組の「エメラルドオープン」(1800m)。

ひと息入って不安視されたオグリキャップ記念を快勝。あらためて力のあるところを見せてくれたカツゲキキトキト。前走からの乗り出しは早く、今回はより順調な過程と言っていいだろう。となればここで負けることは想像しづらい。よって相手探しでいいと思うが、それもポルタディソーニで堅そうだ。続くのは叩いた素質馬アセイラント、前走が強かったエバーゴールドだが、ここでオススメしたいのがサザンオールスター。この中間の攻めの動きがとにかくいい。差す脚も備えてきた今なら、面白い存在になりそうだ。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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