【岩手】〔準重賞みどころ〕兼平製麺所杯 第13回 サファイア賞
令和元年5月24日
岩手県競馬組合
兼平製麺所杯
第13回 サファイア賞 (準重賞)
盛岡競馬場 3歳・芝2,400m
5月26日(日) 18:00発走
3歳芝路線の第二弾は盛岡芝2400mが舞台。向正面にスタート地点があり、スタンド前を2度通過したところがゴール。3歳馬による唯一の芝2400m戦で芝適性に加え、折り合いが最大のカギを握ります。このレースの1着馬には地方競馬全国交流「第41回せきれい賞」(3最以上オープン 盛岡芝2400m)の優先出走権が与えられます。
■ 勝利騎手コメント 山本 政聡 騎手
「ゲートで半馬身ほど出ましたから、ハイペースになってもハナを譲る気はありませんでした。ペースが落ち着いてから道中うまく息を入れることができましたし、4コーナーでも手応えが良かったので勝てるかなと思いました。(ハドソンホーネットは)腰がしっかりして乗りやすく、いい走りをしますから今後も楽しみです」
■ 勝利調教師コメント 齋藤 雄一 調教師
「4コーナーまで我慢できれば二枚腰を使うので、腹をくくって行こうとジョッキーと相談しました。今回は2ヵ月ぶりのレースでしたが、手抜かりなく仕上げて万全の態勢で臨みました。次はみちのく大賞典へ直行する予定です。コースが水沢へ替わりますが、いい競馬ができると思っています」
【注目馬情報】
★マツリダレーベン
盛岡芝<2.2.0.1>。典型的なターフホースと言っていいでしょう。今冬はテンコートレセンで鍛え直して帰郷。ダート戦では精彩を欠いていましたが、芝に替わって反応が一変。今季第一弾の芝1600m・はまなす賞を快勝しました。前走で折り合い面を重視し、2400m克服のメドも十分立ちました。
★サンエイフラワー
マツリダレーベンと同様、芝が活躍の舞台。前走・はまなす賞ではインで我慢させ、直線外強襲。クビ差に2着に惜敗しました。ロージズインメイ産駒は盛岡芝との相性抜群。距離を味方に逆転をもくろみます。
★マリーグレイス
昨年の2歳芝重賞・若鮎賞を優勝。世代第一号の重賞ウイナーとなりました。うまく折り合えば距離にも対応。
★トーセントルマリン
JRA一戦後、北海道2着から転入。初戦はまなす賞で2番手から粘って4着。盛岡芝が問題ないことを証明。
★マイネルオリエンス
佐賀から転入して2勝2着1回。岩手の水が合いました。芝も中央で4度経験済みです。
(文 松尾 康司)