【開催見解】第5回ばんえい十勝(6/15~24 重賞:旭川記念)
第5回ばんえい十勝
第50回旭川記念(BG2) 3歳以上オープン別定 6月23日10R
出走予定馬
○アアモンドグンシン (760キロ)
○オレノココロ (780キロ)
○コウシュハウンカイ (770キロ)
○ゴールデンフウジン (770キロ)
○シンザンボーイ (770キロ)
○センゴクエース (770キロ)
○マツカゼウンカイ (770キロ)
○マルミゴウカイ (770キロ)
○ミノルシャープ (770キロ)
○メジロゴーリキ (770キロ)
【解説】
古馬重賞今季2戦目。オッズパーク杯を勝ったオレノココロが10キロ背負う形で他馬がその差をどう逆転するか。本命に指名するのはコウシュハウンカイ。オッズパーク杯で惜しくも3連覇を逃がしはしたが、最後まで食い下がっての2着は立派。ぶっつけでの参戦だが、ここに向けて再調整され仕上がり面の不安はなさそう。10キロ差あれば逆転可能。対抗にはメジロゴーリキ。オッズパーク杯では見せ場タップリの3着。その後も先行力と自慢の障害力を最大限に生かして毎回勝ち負けを演じている。切れ味勝負ではやや分は悪いが、ここまで荷物を背負えば持ち味を最大限に生かせる。単穴にはオレノココロ。どんな流れでも対応できる充実ぶり。実績を考えても連勝を更に伸ばしても不思議はない。その他でもいい感触が戻ったセンゴクエース、マルミゴウカイあたりも上位争いへ加わる。
第13回とかちダービー 3歳オープン別定 6月17日10R
出走予定馬
○アオノゴッド (640キロ)
○アオノブラック (660キロ)
○インビクタ (640キロ)
○カツヒーロー (630キロ)
○ギンノダイマオー (650キロ)
○サクラドリーマー (640キロ)
○ジェイエース (640キロ)
○ジェイカトレア (620キロ)
○ピンチハチャンス (630キロ)
○メムロボブサップ (670キロ)
【解説】
世代オープンの今季2戦目。とかち皐月賞を勝ったアポロンは回避して8月に行なわれる三冠の緒戦、ばんえい大賞典に標準を合わせた。このレースはハンデ差が上下で50キロあり、波乱も十分にあり得る。本命に指名したのは皐月賞3着馬のギンノダイマオー。先着2頭とは30キロのハンデ差がある中で一旦は先頭に。最後で詰まったが見せ場は作った。今回は2着馬とのハンデ差も10キロなら逆転濃厚。軸は不動と見た。相手探しだが、その筆頭にはジェイエース。足元の不安も解消して今は力を出せる状態。連勝中と勢いも十分にあるし、先行力を生かして前残りを狙う。インビクタも好調さではヒケは取らない。今季は5戦4勝2着1回。スピードは世代屈指で、以前に比べて粘り強さも増している。増量を克服できれば。その他では世代王者のメムロボブサップが今季緒戦を迎えた。稽古は十分過ぎるほどされており、いい状態で臨める。レース勘も問題ないが、ハンデを背負う分どう立ち回るかがポイントだろう。あと、障害次第だがサクラドリーマーを警戒したい。
(競馬ブック 定政 紀宏)