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【開催見解】第7回名古屋競馬(6/24~28)

2019年6月23日

第7回名古屋競馬は6月24日(月)、26日(水)~28日(金)の4日間、「パールシリーズ」が行われる。では順に各日のメインレースを紹介していきたい。

 

初日・24日(月)はB-1組「かに座特別」(1400m)

前走勝ち馬がそろい好調馬が激突するB-1特別。いつもの傾向だが逃げ・先行タイプが多く、展開が大きなウエイトを占めるレースだろう。そういう観点からつぶしが利くのはヤンチャボウズか。器用な差し馬というイメージで、距離短縮はむしろ合いそうなタイプ。叩いた上積みも見込みたい。レッドチェイサー、ハミングパッションは兼ね合って行けるようならだが、そこにプリンセスミオあたりが加わって掻き回すようだとわからなくなる。紛れれば展開不問の堅実派キュビットに出番。



2日目・26日(水)はA-3組「パキラ特別」(1400m)

そろそろ各陣営から夏バテとの声が聞こえてくるころ。そんな最中にあって絶好調といえるのがセイウンシナツ。これからの時季が合うタイプで、少し前まで不振にあえいでいたのがウソのような走りの良さだ。実績馬ピンクドッグウッドやラピッドライズは休み明けだし、他も好調な馬が少ない組み合わせだけに、相対的にも推せる。これが差しタイプということもあり、相手としては距離や展開が良さそうなカレドヴルフ、ユーセイスラッガーなどに注目してみても。



3日目・27日(木)はA-2組「磯ノ木特別」(1400m)

距離が距離だし、メンバーもメンバーだから速いペースは避けられそうにないが、たとえそうなっても不安が少ないのはウォーターレラ。他がこだわるなら好位から競馬ができるのがこの馬の強み。3連勝中と勢いがあり、出来にも太鼓判。稼働期を迎えたマダムアルディ、行き切った時のフラワーイレブン、叩き3走目でそろそろ本領発揮しそうなペイシャブルーは、それぞれ展開に注文はつくが、自分の形に持ち込めた場合には逆転まで。結局はこれらスピード型による首位争いだろう。



4日目・28日(金)はA-1組「パールオープン」(1600m)

サムライドライブは今、掛かりがいい。前走では古馬になって初めて重賞で連対したように、差す競馬を体得して進境を見せている。中間も順調にきており、地元でもオープン勝ちが欲しいところだろう。実績的にはポルタディソーニが黙っていない。前走はオーバーペースと敗因ははっきり。自分のペースで運べれば違うはず。ここに勢いを感じさせるビターレ、メモリーフェーブルが加わったことで、メンバーの層が厚くなった。見応えのあるレースになりそうだ。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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