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【開催見解】第8回名古屋競馬(7/10~12・15 重賞:名港盃)

2019年7月9日

第8回名古屋競馬は7月10~12日と15日の4日間、「名港盃シリーズ」が行われる。

 

7月10日(水)・1日目のメインは、B-1組「白鳥座特別」(1800m)

本来は勝ち組で編成されるB-1特別だが、今週は賞金控除後の開催で番組賞金順の編成。となると勝ち残りベルリラに注目したいが、前走は展開に恵まれたし、陣営から強気な声は聞こえてこなかった。ならば平場だが強い内容で勝ち上がったシンゼンムサシに期待したい。中央や大井時、転入後の内容から距離1800mは歓迎だろうし、何より勝ち組の特別ですでに2着の実績がある馬。不動の中心と言ってもいいだろう。続くのはB級上位の安定株メイショウカラタチ、叩き3走目の実力派キングジュエリー、相手なりに走るニュークラウンあたりか。

 

7月11日(木)・2日目のメインは、A-3組「アマリリス特別」(1800m)

名古屋復帰初戦を鮮やかに勝ち上がったトーホウリーガルには叩いた上積みがあり、距離延長も好都合。3組に昇格しても主役は譲れないか。これに待ったをかけるなら1800mで持ち味をより発揮できそうなアサケハーツ、休み明けでも強い内容で勝ち上がったアスカダイヤモンドか。侮れないのは昇級戦でも時計面でヒケ目ないオンワードマリー。相手強化にはなるが、抜群の競馬センスでアッと言わせるシーンも十分にありそうだ。

 

7月12日(金)・3日目のメインは、A-2組「夏椿特別」(1400m)

使いつつ良化してきた実績馬ペイシャブルー。復帰後は展開面に恵まれていないが、今回は単騎逃げが可能な組み合わせ。距離据え置きも歓迎のクチで、久々の勝利も視野に入れる。逆転候補は叩いたラピッドライズといいたいが、中間の様子から上積みをそれほど感じない。前走勝ちで気をよくしているルビーロマン、好位確保がかなえばマコトキッショウ、ユーセイスラッガーも侮れない。一発を求めるなら前ががりの展開になった場合のワイズセレクション。取り消し明け2走目でより切れが増すかも。

 

7月15日(祝・月)・4日目のメインは、重賞「名港盃」(1900m)

無敗で東海ダービーを制し、当地区3歳馬の頂点に立ったエムエスクイーン。古馬のオープンに入ってどうかという面は残すが、前走時計なら即通用していいし、何と言ってもまだ無敗できている馬。負けるまで追いかけるのは馬券の常で、12連勝に期待したい。ただ、兵庫からの遠征馬はかなり強力な布陣。2400mの園田・六甲盃で好成績を残してきたタガノヴェリテ、タガノゴールド、メイショウオオゼキは強敵で、スタミナ勝負に持ち込まれるとエムエスは厳しくなる場面も。以下では力をつけているオールージュとみるが、これまでにない相手関係で、さすがに強気には推せないか。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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