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【開催見解】第7回笠松競馬後半 (7/17~19 重賞:サマーカップ)

2019年7月16日

7月17・18・19日の3日間、「盛夏シリーズ」後半が開催される笠松競馬。ここでは各日のメインレースの展望をお送りしたい。

 

 17日(4日目)は、B-1組による「浜木綿特別」(1400m)。好調かつ、近い将来A級での活躍が期待される実力馬がそろうクラスだが、今回もなかなかハイレベルな顔ぶれ。中でも直近7走で5勝、2着2回と充実ぶりが目を引くのがヤマニンフレッチェ。元々、素質の高さに定評のあった馬だが、前走で持ち時計を更新するなどここへきてワンランク上の力をつけつつある。昇級2走目でさらに相手は強くなったここでも大崩れはあるまい。前走でこの馬と0秒2差の接戦を演じたバレンティーノも潜在能力は高い。乗り難しさのあるぶん差し遅れの危険性は伴うが、逆にハマれば単の目もある。久々の前走こそ失速したサウスアミューズだが、休養前にはこのクラスを連勝した実績があり、叩いて反撃は十分。前走快勝と勢いに乗るマイネルプラヌール、アリュールベルンも特別で通用する時計は持っており、混戦ムードが漂っている。

 

 18日(5日目)は3歳以上の重賞「第42回サマーカップ」(1400m)。夏のスピード王決定戦といった重賞だが、タガノジンガロ、マルトクスパート、トランヴェール、エイシンバランサーと2015年以降は兵庫勢が4連覇中。今年もエイシンエンジョイ、キクノステラと2頭がやってきた。前者は3連勝で臨んだ前走の園田FCスプリントでも2着と勢い十分だし、後者は3走前に名古屋・東海桜花賞勝ちなど遠征の経験と実績が豊富。いずれも上位争いを期待したくなる。名古屋のスムーズジャズはキクノステラが勝った東海桜花賞で2着と地力は十分。ひと息後になるが、かねてからこのレースを目標にしており予定通りの復帰だし、直前の追い切りでもまずまずの時計をマークしており、いきなり好走しても驚けない。笠松勢では前走1600mで1分39秒台をマークしたドリームスイーブル、シャドウチェイサーに注目だ。

 

 19日(6日目)はC-1組の「あさがお特別」(1600m)。今回も全馬が前走で勝ち鞍を収めたハイレベルなメンバー構成になったが、距離が1600mに延びる馬がほとんどで、それがどう影響するかがポイント。1分27秒台を前走でマークしたヒルノケープタウン、バッカルコーンは過去の連対は全て1400m以下なのが不安材料だが、どちらもゴール前はバテる感じがなかっただけに、今の勢いならあっさりクリアするかも。距離が延びてよさそうなのがタマモオテンバ。中央時には1800mで0秒5差の実績があるし、前走のしっかりした末脚からもさらに前進が期待できる。モマれるとモロさを見せるライトスラッガーだが、1600mでも1勝、2着が1回あり、自分のリズムで運べれば条件強化のここでも勝ち負けになるとみた。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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