【重要】住所等ご登録情報をご確認ください

【開催見解】第6回浦和競馬(8/16~20)

2019年8月15日

 令和元年度、第6回浦和競馬は8月16日、19日、20日の3日間開催。16日の金曜日は大井とのダブル開催(ファンタスティックリレー)で、浦和第1レースの発走は11時10分、最終第12レースの発走は17時10分。大井第1レース発走は15時40分、最終第10レースの発走は20時50分となっている。17日の土曜日、18日の日曜日はホリデーとなっているのでご注意を。尚、この開催に大井勢、川崎勢で出走予定の馬はおらず、船橋勢も出走予定の馬はごく少数(開催初日の船橋勢は2頭だけ)。ほぼ地元浦和だけのメンバー構成となっている。リーディングを独走する小久保厩舎の馬は特に人気になりそうだ。

 

 開催初日のメインはB2二組・B3一組によるハンデ戦の涼風特別、1500メートル。小久保厩舎のミッキーオフィサーは転入後7戦6勝で、現在5連勝中。特に4走前は大差勝ちで、3走前も4馬身差、そして前々走は6馬身差、前走は8馬身差での勝利と器の違いを見せつけている。能力は間違いなくAクラス。夏場にも実績があり、まだまだここは通過点だろう。焦点は2着争いだが、キョウモバライロは脚質に柔軟性があり、浦和1500メートルの持ち時計ではミッキーオフィサーを上回る。前走の1400メートルでは大きく引き離されてしまったが、距離延長、好枠確保で前進十分。ティースワロはここが走り頃の叩き3戦目。復帰後2戦して5着、4着と着実に復調しており、そろそろ上位へ。ハヤブサライデンは距離が延びた方がいいタイプで、4走前のB1下では0秒5差の4着と能力も確か。ここ3戦案外でも見限りは早計。タオルデスカーフは昨年、ロジータ記念で5着の実績。初コースを気にするタイプではなく、岡部誠騎手も2度目の騎乗。復調気配だけに要注。

 

 ホリデー明け、8月19日、2日目のメインはB2三組・C1一組によるハンデ戦の芙蓉特別、1400メートル。ヴィータファンは転入緒戦の前走はオーバーペースもあって直線で止まってしまったが、それでも3着に粘り込んだのは地力の証明。ひと叩きした今回は息保ちも変わってくるはずで、力通りなら当地で交流戦勝ちがある実力馬。巻き返し必至と見る。トーセンバーボンはまだまだ上がり目の見込める3歳馬。船橋の前走は案外だったが地元の1400メートルに戻って見直し。マイティジャックは休み明けで当日の気配優先ではあるが、当級の安定勢力といっていい存在。流れにさえ乗れれば、まず上位争いに。テイクトゥモローは8歳の夏を迎えても元気一杯。展開には左右されるが嵌まれば一発の脚あり。オヤジノハナミチはスッと流れに乗れるレース巧者。降級2戦目で反撃を警戒。アイアスは格付け後、3着、3着、5着。もうひと押しあれば圏内へ。

 

 開催最終日のメインは葉月特別、A2以下によるハンデ戦で距離は1400メートルで行われる。このクラスになると有力馬を多数揃える小久保厩舎が多頭数出し。なかでもシークレットアリアは休み明けの前走を勝って更に上昇ムードで、3走前に今回と同条件で連対と実力も確か。自分の形に持ち込めれば逃走V2の期待十分。エスシーエイトとサバンナロードも小久保厩舎のスピード馬。ともに休み明けでも鉄砲OKの気性であり、同厩舎だけに前記したシークレットアリアを含めて3頭による競り合い、共倒れなども考えにくい。力通りなら先行有利の形に持ち込んで上位独占のシーンまで。他厩舎では前々走、浦和のA2下で2着に入ったツーエムアリエス、休み明けでも持ち時計上位のリネンスカッシュ、浦和の1400メートルで勝ち鞍があって前々走はツーエムアリエスと0秒5差の船橋所属バングルバングルあたりに注目したいところ。

 

(ケイバブック 斉藤 大輔)

 

ケイバブックロゴ

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞