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【開催見解】第7回川崎競馬(8/21~23 重賞:スパーキングサマーカップ)

2019年8月20日

令和元年度組合営第7回の川崎競馬は8月21日~23日の3日間開催。

 

初日のメインは「葉月特別」 A2・B1 1600メートル

 

前日の浦和メインレース(A2下)と同様に、変則開催続きと夏場の酷暑の影響もあってか上級条件ほど少頭数に。ここも5頭立てと寂しい頭数になった。

注目はカジノシップだろう。前2戦B1下で4、3着と案外足踏みだが、船橋→大井と遠征を経験したのは、やはりさらに上を目指せる器との評価なのだろう。地元川崎コースではこれまで13戦10勝、2川崎では準重賞2着の実績。恵まれた顔ぶれできっちり決めたい。

逆転候補もゼンノウラヌスに絞られるか。1月にはオープン特別で3着もある馬。ここが駆け頃の叩き3戦目になるし、変わり身をみせていい。連対歴はB2までしかないが、この顔ぶれなら安定感は評価できるウインブルースカイが押さえまで。

 

2日目のメインは「スパーキングサマーカップ」 SIII 1600メートル

 

この夏場のSIII戦にしては、なかなかのメンバーがそろった一戦となった。

センチュリオンは転入後3戦して1、2、2着。さすがはJRA重賞勝ち馬らしい存在感をみせつけている。その転入後は2000メートル戦、JRA時も中距離中心のローテだっただけに1600メートルという距離が今回焦点だが、実績的には1戦2着1回、血統的にもマイルも守備範囲だろう。大目標は秋の地元浦和のビッグレースだろうが、そこへ向けてもここは結果が求められる。

ラーゴブルーは4月にマリーンカップ勝ち。牝馬同士、少頭数で恵まれた顔ぶれとはいえダートG勝ちの実績は軽視すべきではないだろう。前走は重め残り、スタートミスと敗因は明らかだし、川崎1600メートルでの着外2回はともにスパーキングレディーカップでのもの。牡馬相手とはいえ南関同士なら上積み見込めば勝機も十分。

トロヴァオは春の川崎マイラーズ2着は勝ち馬キャプテンキングに0秒1差。これを含め川崎1600メートル〔0201〕と勝ち鞍こそないが適性は十分だ。

トキノパイレーツはなかなか重賞勝ちの勲章に手が届かないが、これまでの走りからも実力は十分に重賞クラスのものがある。4歳馬だけにキッカケひとつで壁を突き破る可能性も。

ロイヤルパンプは4川崎のオープン特別勝ちが圧巻。相手強化と同型のさばきがカギだが、同舞台なら侮れないところ。東京ダービー馬の2頭(ハセノパイロ、ハッピースプリント)もSIIIでは実績に敬意を払わないわけにはいかない。トライアル勝ちザイディックメアも時計短縮が条件だが可能性は秘める。

 

3日目のメインは「第72回秦野たばこ祭記念」 B2・B3一組 1500メートル

 

現状では抽選の可能性が高いだけに使えればの条件付きになるが、休み明けでも浦和のグランディスカーペに注目したい。前走ではB1を勝っている馬だけに、降級してのこの一戦はいかにも条件有利。小久保厩舎なら仕上げも抜かりはないはずだ。同様の注釈つきでもグランディスカーペと同厩エスシーエイトも、出走してくれば主役級の1頭。どちらも川崎コースに不安はない。

地元勢では良血デランブルが筆頭候補か。なかなか勝ちきれない近況だが、4歳馬でキャリアもわずか10戦。雄大な馬格からもまだまだ上積みは見込めそう。

ピースフルエンゼルは川崎1500メートル〔2210〕と複勝圏を外したことがない。こちらもまだまだ成長が見込める4歳牝馬。

取り消し後を3着と好走したベルサーリオ。川崎1500メートル〔3122〕からも距離短縮は歓迎。前2戦は案外でも2川崎勝ちが好内容のアルファベット、8歳でも衰えはないナイトフィーバーも注意は必要だ。

 

(文 日刊競馬 鎌田智也)

 

日刊競馬

 

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