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【開催見解】第19回名古屋競馬(12/10~13)

2019年12月9日

第19回名古屋競馬は12月10日(火)~13日(金)の4日間、「ウインターシリーズ」が行われる。では順に各日のメインレースを紹介していきたい。

 

初日10日(火)は射手座特別(B-1組・1600m)。

例年3歳馬が強いシーズンだが、今年の3歳世代の活躍も目に付く。トリマゴラッキはその急先鋒で、今秋、一般戦に登場するや否や、あっという間に3連勝を達成。前走では今回と同条件のB-1組も突破してしまったのだから、この勢いには逆らえない。ヒモは横一線で、展開が命運を分けそう。前で兼ね合えばアムロタイプ、マイネルセッカ、ハミングパッションら先行馬が残る。反対に競り合ったり、マクるトリマゴの波状攻撃があるようだとトーホウウノ、レンベルガーら差し馬が浮上。

 

2日目11日(水)はビオラ特別(A-3組・1600m)。

前開催の2組でアッと言わせたのがアビゲイル。条件アップに距離延長は厳しいのではという戦前の下馬評を覆す7馬身差の逃げ完勝。さすがに今度はマークがきつくなるだろうが、フロックとは思えない内容。この馬としてはやることは同じで、再戦の色が濃いこのメンバーなら譲れない。この馬の2着で、好調かつ競馬がうまいユーセイスラッガーは計算のしやすい一頭。穴なら再転入初戦が思った以上の走りで上積みがあるカツゲキジャパン、実績ある3歳馬でまだ出世の可能性を残すアンタエウスを挙げておく。

 

3日目12日(木)は寒椿特別(A-2組・1600m)

今開催はオープン競走はなく、この2組・寒椿特別が実質的な最上鞍。注目はエムエスクイーンだろう。2走前にはポルタディソーニの小差2着。さすがは3歳世代の代表格。早くも古馬オープンでメドを立てている。今回は目の負傷明けだが、仕上がりは上々の様子。立ちはだかるのは前述歴戦の雄ポルタディソーニとサンデンバロン。若さと勢いか、それとも経験と実績か。この攻防は見ものだ。他にも逃げて久々の美酒を味わったメモリートニック、重賞の舞台で切れを磨いたメモリーフェーブルなど好メンバーが顔をそろえた。

 

4日目13日(金)は蔵王山特別(C-1組・1600m)

軸としては、時計も上位の3歳馬ハッピーアモーレか。やや勝ち味薄な面は否めないが、半面で手堅さは大きな魅力。距離も問題ないタイプとうつる。キッズジョリーはスピードで圧倒した前走が本来の姿。なかかな馬っぷりのいい馬で、軌道に乗れば条件強化も気にならない。実力馬レッドチェイサーは久々のぶん割引だが力は確か。仕上がり状態をパドックで確認したい。ヒモとしての買いやすさなら復調してきたカッテンストゥッツ。おしまいはしっかりしており、馬体をさらに戻してくるようなら強気に狙いたい。

(競馬東海 大台 和也)

 

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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