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【開催見解】第20回園田競馬後半・第21回園田競馬前半(12/10~13)

まぁホント、いいレースだった園田金盃。4角で逃げたマイタイザンを交わしたエイシンニシパ。このとき後続との差はだいぶあった。これでは幾らタガノゴールドでも…と思ったが、ゴール寸前、とんでもない脚で襲いかかる。結果アタマ差交わしての[1]着ゴール。もう鳥肌ものだった。紛れもなく2019ベストバウト。この勝利で同馬は今年重賞5勝目、早くも年度代表馬の座を手に入れたと言っていいだろう。[2]着ニシパも前走からうまく軌道修正できていたし、さすがは実力馬。[3]着コンドルダンスも内からアワヤのシーン。次走新春賞が楽しみになった。更には[4]着オオオヤブンも大健闘、初距離、初のA1級相手でこれなら十分にメドは付いた。

 

サテ今週の園田競馬は久しぶりの4日間(10~13日)開催。期間中のメインは11日に行われるA1級の1400m戦。人気は重賞帰りのタガノカピートにスターリングブルス。共に牝馬だが、牡馬顔負けの勝負根性がある。斤量差をうまく生かして上位目論む。エイシンミコノスは58kgで行き脚が鈍らないかどうかだけ。ナリタミニスターは3連続となる57kg、何となく伸びが甘くなっている感もあるだけにこれまでほどの絶対的な信頼感はない。

 

10日はA2級の1230m戦がメイン。常にハナ争いのリッカサンサン、ナンクルナイサーに初陣ミカエルシチーが加わったことで先行激化は避けられそうにない。これで掛かる心配がなくなったホクセツプリンス、大幅攻め強化のマルメロ、勝ちみには遅いものの後半確実に寄ってくるコントローラー、コクシネルあたりに展開は味方しそう。

 

12日はB1級の1400m戦がメイン。中心は前走、楠賞[2]着ジンギ。勝ったリンゾウチャネルは別格の強さ、負けたが、内容はこれまでよりも数段良かった。転入後[1][2]着のラガーユミリンも前走は勝ち馬が強すぎただけで自身としては十分すぎるだけの走りを披露。どこからでも競馬ができる点も大きな武器に。サンライズハイアーの巻き返しも十分だろうし、ディランフィールドは背1kg増となってもへこたれない立派なボディ。

 

13日はB1級の1230m戦がメイン。休み明け完勝のキーサンダーが連勝狙い。シッカリ入念に乗り込んだだけに反動云々は一切なさそう。クライフォーローズもいい勝ち方だった、距離さえ克服なら十分勝ち負け。メジャーロールはそのときの[2]着、今度は斤量差が発生する、この点を生かして逆転を狙いたいところ。エイシンレガシーにもだいぶ集中力が出てきた。折り合い次第で結構やれそう。

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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