【帯広】第29回北斗賞 結果
2021年6月20日
帯広市
6月20日（日）「第29回北斗賞」（BG3）の結果
～キタノユウジロウ号が古馬重賞、初制覇！～
ばんえい十勝で2021年6月20日（日）に行われた「第29回北斗賞」（3歳以上オープン・BG3）は、6歳馬キタノユウジロウ号が粘り強い脚を見せ見事勝利しました。
細かい雨の降る、馬場水分2.8％の馬場で行われた本レース。道中はアアモンドグンシン号、メムロボブサップ号らを先頭に、各馬少しばらけながら第二障害へ進んで行きます。
第二障害では、まず始めにウンカイタイショウ号、メムロボブサップ号が仕掛け、キタノユウジロウ号、ミノルシャープ号、アアモンドグンシン号が続きます。各馬障害で苦戦する中、キタノユウジロウ号が一番手でクリア。差なくミノルシャープ号、メムロボブサップ号が追随しますが、キタノユウジロウ号は粘り強い脚で先頭をゆずらず、マツカゼウンカイ号がゴール前で後ろから追い上げるも、その脚色はにぶることなく、そのまま押し切ってのゴール。2019年の3・4歳交流「はまなす賞」、4歳路線「銀河賞」の世代戦に続く重賞3勝目を飾ると共に、初の古馬重賞制覇となりました。
管理する村上慎一調教師は「北斗賞」を2016年に続く4度目の優勝、騎乗した松田道明騎手も2015年に続き4度目の優勝となりました。
記
＜キタノユウジロウ号のプロフィール＞ ※2021年6月20日現在
生年月日・毛色 ：2015年4月25日（牡6歳・栗毛）
血統 ：父 カネサテンリュウ 母 ヒカルロマン （母父）ヒカルセンリュウ
生産者 ：辻 虎男氏
馬主 ：佐藤敏律氏
厩舎 ：村上慎一厩舎
通算成績 ：101戦22勝（うち重賞3勝）
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【村上慎一調教師のコメント】 昨シーズンはばんえい記念で2着でした。初めての挑戦でしたが頑張ってくれました。 今シーズン最初の重賞である、ばんえい十勝オッズパーク杯では3着でしたが、ばんえい記念の重さの影響が出ていたのか道中の走りはあまり良くなかったです。 今日の馬の状態は良かったです。ただ、馬場が軽く、レースの流れについていけるか気がかりでしたが、道中1度息を入れることで、第二障害は一番手で降りることができました。 キタノユウジロウは速い脚こそありませんが、地道に頑張れるところが強みです。 良い結果が出て嬉しいです。これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。 【松田道明騎手のコメント】 ばんえい記念で2着だったことは忘れて今日のレースに臨み、勝つという気持ちで頑張りました。 レースプランは決めていませんでしたが、キタノユウジロウの様子を見ながら馬なりでレースを進めた結果、勝つことが出来ました。 キタノユウジロウは餌をよく食べる食欲旺盛な馬で、身体の基礎になる食事は大切です。 今日はどうもありがとうございました。 |
