【岩手】〔重賞〕第8回ヴィーナススプリント(M3)のみどころ
2021年9月25日
岩手県競馬組合
盛岡 愛馬の会協賛 第8回 ヴィーナススプリント(M3) 盛岡競馬場3歳以上牝馬オープン・ダート1200m 9月26日(日) 18:15発走
ヴィーナススプリントは牝馬路線の充実を目的に、2013年に創設。当初5回は水沢1300mを舞台に牝馬オープン重賞で実施されてきましたが、2018年に一度休止。一昨年から準重賞へ移行して舞台も盛岡ダート1200m。今年から重賞へ再格上げされました。盛岡で実施後は一昨年・ペキノワ、昨年はビーコンプリートと櫻田康二きゅう舎が2連覇を飾っています。
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【注目馬情報】
★キラットダイヤ
叔父がノボジャック、母は中央ダート1200m 1勝。そして父がサウスヴィグラス。父母両系から豊かなスピードを受け継いで中央ダート1000m 2勝。岩手入り後も早池峰スーパースプリント、岩鷲賞と短距離重賞を連勝しました。その後はヴィーナスSへ照準を合わせて調整し態勢万全。牝馬同士では能力の違いが歴然です。
★マルケイマーヴェル
3歳時に岩手版オークス・ひまわり賞を優勝。シーズン当初は入着一杯でしたが、実戦を使われながら体調アップ。2連勝で牝馬準重賞・フェアリーCを制しました。盛岡1200mも2戦2勝と自信の条件です。
★ボタニーク
北海道B4級から転入。初戦は6ヵ月ぶりの実戦がこたえてしんがり負けを喫しましたが、ひと叩きされて反応が一変。圧巻の3連勝を飾り、栗駒賞5着、岩鷲賞2着、クラスターC9着。重賞でも通用を証明しました。
★アテナリ
昨年9月からA級入りを果たし、ヴィーナスSでタイム差なし2着。過去3勝の1200mで一発を狙います。
★アナト
岩手の水が合って3勝2着4回。前走A級でも2着を確保し、成長が確かなことをアピールしました。
文 松尾 康司