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【開催見解】第10回名古屋競馬(7/25~28)

2017年7月24日

 第10回名古屋競馬は7月25日(火)~28日(金)までの4日間開催。7月に入って3開催目、そして先週からの連続競馬だけに、体調の良し悪しの見極めがより重要になってきそう。暑い最中ですが、馬券への近道は現場に来て、じかに馬の体調、気配を見て判断するのがベストかもしれません。汗をかいたぶん、財布に潤いが・・・となるのではないでしょうか。では、各日のメイン競走を紹介していきましょう。

 

 初日のメインはA-2組「サマースプリント特別」(1400m)。今開催は1組(オープン)が組まれていないので、このレースが最上級となります。ただ、冒頭でも触れたように7月3開催の影響、そして酷暑ということで、フタを開けてみれば5頭立てとなってしまいました。興味をそがれたのは否めませんが、実力が拮抗していて馬券的な妙味は残っているのでは。復調気配にある名古屋記念馬ドナルトソン、中央から移籍後は堅実な走りを見せているエーシンマックス、オープン勝ちもあるオンワードハドソンと単候補は3頭。そこにマイペースの展開でワンダフルタイムが食い込めるかどうかという見解です。人気も分散しそうなので、うまく本線で的中すれば十分に利益は出そうです。

 

 2日目はA-3a組の「サルビア特別」(1400m)です。二次戦一本で調整されてきたキタノシャーロット、前走はでら馬スプリントでの落馬事故の影響で歩様が乱れていたサマーサラファンも中間はすこぶる順調とか。2頭ともに1400mはベストで、中心は彼女らになりそうです。そこに3歳馬メモリーミラクルが挑みます。距離は悪くないし時計も遜色ないので、不安もありますが楽しみも。また前走、当地で初めて大敗してしまったのがアメリカンダイナー。癖馬だけに鞍上がいかに手の内に入れてくるかが鍵でしょう。

 

 3日目はA-3b組の『アンゲロニア特別』(1600m)。注目は名古屋で3戦3勝のあと、南関東に転じて3勝を挙げたトップオブテーラーが再転入してきたことでしょうか。直近にB3を勝っており、東海地区ならオープンも目指せそう。初戦からどんな競馬をしてくれるか楽しみです。既存勢力ではマイネルカリスト。連闘を避けて二次戦一本の調整は好感が持てますし、マイルという舞台もいいでしょう。他では好調ゲスワット、南関東のA級で駆けていたジョーラプターと惑星陣も多彩です。

 

 4日目はC-1組の『内海特別』(1600m)がメイン。ここは移籍後、連勝中のスズカマサルの能力が一枚上でしょう。中央でも入着が多々あり、3戦3勝となれば中央へ帰還となりそうです。同じ馬主さんのスズカウェーブの素質も相当で、一戦ごとに力もつけてきています。他では3連勝中のコンスタンシー、兵庫からの移籍初戦を快勝したエイシンチムニーなどが有力どころとなるのではないでしょうか。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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