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【開催見解】第4回浦和競馬(8/16~18)

2017年8月15日

 平成29年度、第4回浦和競馬は8月16日からの連続3日間開催。今開催は大井、小林勢の遠征がなく、川崎勢も8月4日まで開催があって次週も地元川崎だけに遠征してくる頭数が少ない。船橋勢も先週開催があったので遠征馬は通常より少なく、基本、地元浦和勢同士の戦いに。

 

 初日のメインレースはA2下による1500メートル戦の葉月特別で、小久保厩舎が3頭出し。終いの脚がしっかりしていて展開が向きそうなビーインラプチャー、休み明け3戦目で夏場得意なジュンサザンクロス、脚質に柔軟性が出てきたニチドウリュンヌ。この3頭とも有力で、展開、流れ次第では上位独占のシーンも。他では船橋から遠征のサトノアビリティに注目。完全に浦和狙いのローテーションで持ち時計の比較でも上位。最内枠を確保し、揉まれずスンナリと先行できれば勝ち負けまで。

 

 2日目のメインレースはB2 B3による涼風特別1400メートル。人気になりそうなのは小久保厩舎所属の外国産馬インマイヒーローで、安定した先行力を持ち味にポンと主導権を取れれば、そうは簡単には崩れないタイプ。ここ2戦は1500mで人気に反したが、距離短縮は間違いなくプラスで渋った馬場にも実績。まだB3の身で格上相手ではあるが斤量差を味方に巻き返しを期待したいところ。相手候補だが、ここは船橋の山本厩舎が2頭出しの予定。グッドネスはB1下条件でも見せ場を作れている力量馬。逃げ差し自在に捌いて上位へ。ルックスグーは休み明けを使いながら着実に良化を見せており、前が速くなって直線で止まってくれればラスト強襲。

 

 開催最終日はB3による芙蓉特別1400メートルがメインレース。ビットアリエスはJRA500万から転入後、4戦2勝。大きく崩れたのは初めての川崎だった前々走だけで、現状では地元浦和がベストの舞台。当級は確実に突破できる素材だろう、逃げても、控えても競馬ができるのも強み。ここもまず勝ち負けと見る。サンタレジーナも転入してから1、2、2、2着の安定感。こちらもスッと流れに乗れるレース巧者で、渋った馬場も11戦して9連対と得意。クラス4戦目で最後のひと押しがあれば、V奪取も十分。他では休み明けの前走で0秒1差の3着だったブラゾン、浦和の1400mで3戦無敗のクレイジーインラヴ、転入3戦目で浦和2度目のライムチェイサーなども上位争いに食い込んでくるはず。

 

 

(ケイバブック・木村悟)

 

 

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