【開催見解】第29回園田競馬前半(3/20~22)

 今さら言うことではないが、武豊Jの求心力は凄い。先週水曜日、園田での未勝利交流戦に騎乗した際、パドックには前レースとは比べものにならないほどのファンが集まっていたし、完勝後の正面ウイナーズサークルには重賞並み、いやそれ以上の人だかりができた。勝利騎手インタビューでもこう言えば皆が喜ぶだろう、ウケルだろうが分かっているようで会話もポンポンと弾む。その後、サインを求められてもできる限りキチッと対応するし、とにかくすべてに於いてできている。立派な人だ。そんな彼にはファンだけでなくサークル内、関係者もサインを求める。まぁ人間のできた彼のことだから嫌な顔ひとつせずそれに応じるのだが、これってどうなの?と思ってしまうことしば しば。ひと仕事終えたところで疲れている、早く風呂に入ってゆっくりしたい、その後の用事もある、早く帰途に着きたいはずなのにそれを阻止、足止めするなんて…。私なら絶対にしない(若いときなら別だが…)

 

サテ今週の園田競馬は火、水、木曜(20~22日)の3日間開催で期間中のメインは21日に行われるA1級の1400メートル戦。チーフアセスメントが中1週で出走してきた。それだけ今の体調がいいのだと判断できるし、メンバーを見てもスンナリ逃げに持ち込めそう。逃げ切り濃厚と見る。相手は1400メートル戦が有利に進みそうなピークトラム、確実に寄ってくるナナヨンハーバー、アルカナ、この3頭に絞っていいだろう。

 

 22日の注目はA2級の1870メートル戦、目下4連勝中マイフォルテが出てくる。先ごろ行われた 六甲盃(ノブタイザン勝利)に出てきてもそれなりの結果は残したであろう。それぐらいの能力は誰もが認めるし、馬体も完成してきた。頭数も少なくなりそうだし、まず負けられない一戦に。相手は距離不問の堅実馬アダチヤマ、先行渋といタガノスマイル。
 なお前記2レースとも少頭数のためメインレース(11R)での実施ではありませんのでお気をつけ下さい。

 

 20日はB1級の1870メートル戦がメイン。転厩後2連勝中(トータル3連勝中)のオリンピアスカイが一歩リードする。前走も最後はまだ余裕だった、クラスが上がった分、道中はやや苦労するかもしれないが、終わってみれば指定席でゴールなっているはず。ナンヨーファミユも好内容での勝利だった。57キロと内枠対応だけになりそう。クリノチョ モラーリは相手なりの粘っこさが武器だし、初陣リノサンスはラチ沿いを走れるようだと力を発揮するタイプ、展開ひとつで出番ありだろう。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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