【開催見解】第3回船橋競馬(6/18~6/22 重賞:京成盃グランドマイラーズ)

2018年6月17日

 今回の船橋競馬ハートビートナイターは6月18日(月)から22日(金)まで5日間。20日(水)に第21回京成盃グランドマイラーズ(S3)が行われます。

 

 初日のメインレースはハートビートナイター記念が、B1、B2選抜馬ハンデ、距離1200メートルで行われます。地元でお馴染みの顔触れになりましたが、移籍後2連勝を決めたハクサンベルが条件強化ながら今回も注目の1頭。JRA五百万からの移籍馬ですが、南関東の水が合うようで大きく変貌を遂げました。既成勢力も頭打ちムードなら今回も好勝負が期待できます。現級のスピード上位はフィット。今回は休み明けになりますが、これまで戦ってきた相手に比べると一枚落ち。リフレッシュ効果が見込めます。この他では実績からカスタネット、アイアンハートになりそうです。

 

 2日目のメインレースは短夜賞が、3歳上オープンのハンデ、距離1800メートルで行われます。翌日に重賞が組まれているため、混戦模様の顔触れになりましたが、地元勢で期待できるのは1月にオープン特別を勝っているグレナディアーズ。今回は一枚落ちのメンバーだけに巻き返しが狙えます。追い込み一発のキングスベンチ、距離は万能のアルテに遠征馬では浦和の実績馬カンムル、キスミープリンスあたりでしょう。

 

 3日目のメインレースは京成盃グランドマイラーズ(S3)がオープンの1600メートルで行われます。転入後3連勝で臨んだ川崎マイラーズも逃げ切った浦和のウェイトアンドシー。基本的に同様のメンバー構成だけにコース替わりでも主力の一角。対するセイスコーピオンはこれまで重賞3勝の実績馬。休み明けの川崎マイラーズは4着に敗れましたが、追い込んできた脚いろは今回に繋がるモノ。実績馬の復活は待ち遠しいです。地元の期待は現在4連勝中のキングガンズラング。素質馬がいよいよ古馬の重賞戦線に登場。これまで底を見せておらず、既成勢力との真っ向勝負は見物です。トロヴァオは折り合いの難しいタイプだけに今回のマイルは魅力。地力の点でもヒケは取りません。追い込み勝負でソッサスブレイが怖い存在と言えます。

 

 4日目のメインレースは麻綿原特別が、B1下のハンデ、距離1700メートルで行われます。期待は地元のアーミーバローズ。前走は川崎の準オープンを使って離された4着。珍しく崩れましたが、相手も名うての実力馬。地元の自己条件に戻れば巻き返しは必至でしょう、現在3連勝中のハドソンホーネットは逃げ差し自在のレース巧者。今回は更に条件が上がりましたが、目下の勢いを信頼したいところです。実績ではヒケを取らないダイヤルミナスに前々で渋太いパイロスターも目が離せません。遠征馬では大井のミサイルマンが休み明け2戦目、浦和に続いての左回りに参戦ということで変わり身が狙えます。

 

 5日目のメインレースは青柳特別が、B2二組、距離1600メートルで行われます。これまで2、3着が続いていたウォースピリッツが、前走で惜敗に終止符。勝って同様の条件は恵まれたので主力と言えます。前回2着に続いたのがタイセイブラスト。500キロを優に超す大型馬ですが、意外に器用な面もあり、続けて狙い目がありそうです。前回9番人気で2着のゴールドリーガルは続く大井でも好走しており、仕上げが軌道に乗った様子。時計の比較では上位だけにここも差のない競馬に持ち込んでくるでしょう。遠征馬は一長一短で地元馬を中心に組み立てて考えたい一戦です。

(出走予定馬は6月15日現在)

 

ケイシュウNEWS 田島 啓行

 

 

ケイシュウ

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞