【開催見解】第2回園田競馬(4/16~18)

 

 戦前から勝ちに一番近い存在であることは分かっていた、しかしそれにしてもあそこまで強いとは…。菊水賞はジンギの完勝、5馬身差でもそれ以上の強さ、圧勝、大楽勝と言ってもいいぐらいの強さだった。あれならJRA強豪がやってくる兵庫チャンピオンシップでも互角以上に戦えるだろう。ロードバクシン以来の3冠馬への期待、楽しみが膨らんだ。

 サテ今週の園田競馬は通常通りの火、水、木曜(16~18日)の3日間開催で期間中のメインは18日に行われるA1級の1400メートル戦。ただエントリー頭数は少なくレースは早い時間帯で行われそう、いわゆるレース順変更である。従いこの日のメインはB1級の1400メートル戦。実力伯仲戦だけにどこからでも狙えそう。巧者ぶりで行くならメイシヨウナガマサ、サトノマサムネ、ロータスガーデンあたりだが、決め手ならアポストル、イチネンサンクミ、アンリキャトル。

 17日はA2級の1230メートル戦がメイン。ここもまた混戦必至でどこからでも狙える。注目は3走目を迎えるエイシンカーニバル、2走前は前が詰まってまったく競馬にならず、前走は抜け出しを図った途端に耳を絞った。ここ2走の敗因は分かっているだけにここで本領発揮か。追い切り動いたのはプリティクイーン、内め偶数枠もアシストしそうで反撃可能。トウシンムサシは背1キロ増をどう乗り切るかだが、状態の良さだけなら前走時以上か。距離適性があるキータイプ、ワンショットキラーも軽視は禁物で。

 16日はB1級の1400メートル戦がメイン。ここも混戦ムードだが、ひとまず上位4頭の争いか。その筆頭がレース巧者モズキングタイド、前走は勝った逃げ馬が楽なペースを作ったため捕らえ切れなかっただけ、[2]着ながらも勝ちに等しいだけの内容だった。ワキノハガクレは勝ちみに遅いもののシッカリ伸びてくる。内枠の捌きだけか。ワイドヴィンチェレ、ペプチドホープは前走[4][5]着でその差は0秒1、同じように中団から行くタイプ、前走いち早く動いたのはホープの方だったが、仕掛けのタイミング次第で前後は入れ替わりそう。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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