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【開催見解】佐賀競馬(2020/2/8~16)

佐賀

2020年02月07日競馬情報

第20回佐賀競馬は2月8日(土)9日(日)11日(祝火)15日(土)16日(日)の5日間で行います。



注目レース【1日目】2月8日(土)
2月8日(土)のメインは如月賞。Bー1組。1800m。10頭立て。
【スウィフトハート】連勝決めた今回から57kとハンデを背負うが、門別では57kで競馬していたし、馬格からも苦にしないだろう。好状態。主力支持。
【コパノステラート】近走は②着が続いているが、崩れてないのは流石だし、最後の脚もしっかりしている。今度も展開と力関係だが、上位の走り出来る。
【クインズハリジャン】3走前は逃げ切り勝ち。最後も使えるが、前々での競馬が合っている印象。ついて行く脚も持っている。位置取れば更に際どい。
【センコーハーバ】前走は1400mのハイペースで位置が取れなかった。敗因は明らかだし、ここだと前々で競馬出来る。距離も問題ない。巻き返す。
【ロードザナドゥ】JRA1勝は1800m芝で挙げた。その後はダートも使って⑥着する程の力も見せている。休み明けを叩いて状態も上向く。能力不気味。
【テイエムヒッパシレ】前走は1400mのハイペースに戸惑っていた。距離は問題ないだけに、1800mの方が展開はスムーズ。ペース次第では渋太く粘る。
連勝馬スウィフトハートが人気の中心だろう。抜群の安定感コパノステラートが相手。特別勝ちの実力クインズハリジャン。展開に泣いたセンコーハーバ反撃。伏兵ロードザナドゥ、テイエムヒッパシレ。


【1日目】2月8日(土)
如月賞 サラ系3歳以上 B-1組 1800m

背振山特選 サラ系3歳 3歳ー1組 1400m

 

2月8日(土)の準メインは背振山特選。3歳ー1組。1400m。11頭立て。
【エイシンアサヒダケ】初戦は4番手追走から、そのまま④着。最後は伸びなかったが、辛抱出来たのは好印象。今度は果敢に行きそう。逃げ切り期待。
【エアーポケット】前走は先行馬のペースで最後届かなかったが、脚はシッカリ使っていたし、状態の落ち込みはない。自分から動けるし、巻き返し可能。
【エンゼルリーナ】前走は勝ち馬に付いて行った分で最後が伸びなかったが、1400m戦だと息の入りも違う。状態は維持出来ている。粘り込める。
【ワンビリーブ】使う毎に走りは良くなっているし、連勝した内容がいい。相手は一気に強くなるが、今の走りだと見劣りは感じない。位置取り次第では。
【ボディハッカー】レース間隔は空いたが、その分の乗り込みは熱心。力強い末脚を使う馬で、大きな力の見劣りも感じない。最後は使うだろう。要注意。
【シゲルクジャクザ】スピード生かせる得意の距離に戻れば走りも変わってくる。一息入れて態勢も整えた。この距離だと粘り込みは考えたい。穴注意。
気配上昇するエイシンアサヒダケが中心。地力強化しているエアーポケット、好調エンゼルリーナが相手。上昇するワンビリーブ惑星。総合力が高いボディハッカー注意。穴シゲルクジャクザ。

 

【2日目】2月9日(日)
ウインタースター特選 サラ系3歳 3歳ー2組 1750m

2月9日(日)のメインはウインタースター特選。3歳ー2組。1750m。10頭立て。
【スターオブグリーン】JRA芝では本来の走りが出来なかったが、佐賀ダートだと前に行けるし、一線級馬相手に食らい付いた実績ある。地元だと主力。
【イケノアスリート】佐賀で3勝を挙げて素質の高さを見せている。②着を外してないのも能力が高い証拠。今度も勝ち負けの勝負が出来る。互角。
【キンカイレナ】佐賀デビュー馬で1勝を挙げている。終い生かすタイプで抜け出しとなると前次第となるが、上位には食い込む実力。チャンスある。
【コスモフラッター】連勝こそストップしたものの、特選で通用する目途は立った。自在に立ち回れる器用さもある。中距離戦は中央で経験済み。
【オドルキツネ】前走は初距離だったが、最後の脚は鋭く、②着まで追い込んだ。距離はほしいタイプのようだし、距離2戦目は更に動く。要注意。
【モアナコランダム】移籍後は③⑤③着。まだ未勝利だが、確実に走りは良くなっている。距離も対応できるし、今度は位置も取るだろう。伏兵馬。
カペラ賞②着スターオブグリーンが中心。好調子イケノアスリートが対抗する。花吹雪③着キンカイレナ。距離条件絶好オドルキツネ。穴モアナコランダム。


【3日目】2月11日(祝火)
JRA交流 グリーンカップ 3歳 1400m
第47回 佐賀記念(JpnⅢ) オープン 2000m
おうし座特選 サラ系4歳以上 C2-2組 900m
梅花特別 サラ系3歳以上 B-2組 1400m
バレンタイン賞 サラ系A2 1400m 

2月11日(祝火)のメインは佐賀記念(JpnⅢ)。オープン。2000m。12頭立て。
【ロードゴラッソ】前走は大井コース東京大賞典で⑤着善戦。シリウスSGⅢの勝ち馬で、距離条件も絶好である。人気の中心となるだろう。
【ナムラカメタロー】前走は師走Sで連勝を達成している強さである。中距離戦で抜群の安定感を誇っており、首位争いに接近できる。
【ラインカリーナ】6戦連続して掲示板へ到達している活躍ぶり。関東オークスの勝ち馬で、スタミナも豊富である。リズム良く行けば脅威。
【テルペリオン】スピードの速さに優れているので、佐賀コース向き。交流戦でも僅差好戦の実績があり、マイペースで行ければ面白い。
【ノーヴァレンダ】距離不安を囁かれた白山大賞典では、コーナーリングもスムーズで斤量を生かして好戦。前走も小差しており、スピードは侮れない。
【グレイトパール】中島記念②着馬で、中央7勝の実績は光る。九州大賞典はレコードに迫った好時計。昨年④着から飛躍を叶えそうだ。
【ウノピアットブリオ】中島記念の勝ち馬で、②着馬グレイトパールを相手に圧勝した強さ。底を知れぬポテンシャルで、本番が楽しみ。
例年通りに中央勢の壁は厚く、特にロードゴラッソ、ナムラカメタローと好調馬が揃う。スピード上位ラインカリーナ、テルペリオン、ノーヴァレンダも侮れない。地方勢ではグレイトパール、ウノピアットブリオが人気するだろう。


【4日目】2月15日(土)
フェブラリー特選 サラ系4歳以上 C1-1組 1750m
唐津湾賞 サラ系3歳以上 A1・A2 1400m

2月15日(土)のメインは唐津湾賞。A1・A2。1400m。12頭立て。
【オヤコダカ】佐賀コースは2連勝を達成して、いずれも圧勝する好内容である。距離条件を問わない活躍ぶりで、不動の中心だろう。
【テイエムヒッタマゲ】ボリューム感のある好馬体で、ダート適性が高い。短距離路線で好戦していたように、距離条件も絶好。期待できる。
【カクリョウ】前走は重賞ウインターチャンピオン②着。連勝馬ドラゴンゲートを相手に好戦したのだから上等。変幻自在な万能型である。
【サラセニア】安定した成績ではないが、着外からでも好走する長打力がある。前走は有力カクリョウと僅差なら逆転する可能性は高い。
【トーセンペンタゴン】前走は4角7位を③着にまで追い上げた脚力が光った1戦であった。コース2度目の上昇度で上位へ接近するだろう。
【シゲルクロマグロ】佐賀コース短距離路線で重賞勝ちのある実績。しかし、最近は成績が低迷しているのが気懸かり。キッカケを掴みたい。
連勝中の勢いオヤコダカが中心となる。新勢力テイエムヒッタマゲ。重賞連対の実績カクリョウ、九州大賞典③着の実力サラセニア。上昇するトーセンペンタゴン、底力上位シゲルクロマグロ。


【5日目】2月16日(日)
長崎街道嬉野宿特選 サラ系4歳以上 C1-2組 1400m
仲春特選 サラ系4歳以上 C2-1組 1750m

2月16日(日)のメインは仲春特選。C2-1組。1750m。12頭立て。
【シゲルヤングコーン】距離延長で挑んだ前走は、連勝こそストップしたものの、出遅れる不利がありながら③着好戦。スムーズなら首位最有力。
【リーダーズ】5戦連続して連対を確保して、3連勝を含む大活躍の近況。あらゆる展開にも対応できる万能型。勢いのままに突破するかも知れない。
【コウユーハレワタル】高知C1級で好戦している実力で、能力は首位級である。相手緩和の好条件ならば、初戦から楽しみがある。
【アワオーラ】1番人気に支持されていた前走だったが、前が止まらない馬場で脚を余していた。4角射程内であれば前進可能だろう。
【バレエダンサー】今シーズンは高齢馬賞金減額により降級。前走は不得意とする道悪で大敗。良馬場の条件付きだが、底力上位だけに押さえたい。
【シゲルキャベツ】スピード型なので、短距離適性が高そう。前々で粘り強い走りができているように、マイペースなら渋太い。
先着馬不在となったシゲルヤングコーンが中心。連勝馬リーダーズが首位接近。新勢力コウユーハレワタルの単穴魅力。変わり身がありそうなのはアワオーラ、バレエダンサー。好調シゲルキャベツ。

 

 

 (文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)

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