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【開催見解】姫路競馬(2020/1/28~30)

園田・姫路

2020年01月27日競馬情報

 徐々に馬場状況が変わってきた姫路競馬。3週目となる今週は雨馬場からのスタートになりそう。果たして更なる変化があるのかどうか、まずはこの点に留意しながら馬券戦線をお楽しみ下さい。通常通りの火、水、木曜(28~30日)の3日間開催です。サテ今週のメインといえば実に15年ぶりに復活となる30日の白鷺賞(2000m)ブロック間交流重賞ということで金沢から26勝馬グルームアイランド、4歳馬まだまだ伸び盛りのタンクティーエー、名古屋からは2走前、白銀争覇3着のモズオラクル、ダートは初めてながらも実績十分トレジャーマップがやってくる。しかし、どの馬も絶対的な決め手があるわけでもなく上位は地元勢が占めることになりそう。エイシンニシパは新春賞を完勝、一層弾みが付いたし、今週の追い切りも弾けた。対するタガノゴールドは先月5日の園田金盃後はオーナー牧場に戻って英気を養ってきた。金盃頭差熾烈な叩き合いを演じた両馬、またしても語り継がれる名勝負となるか。マイタイザンの回避を最も喜ぶのはマコトタリスマン、久々の逃げがあるかも。うまくペースを握った時の強さは半端でない。メイショウオオゼキも新春賞3着で漸く復活傾向、チークピーシーズを外したことで前向きさが出てきた、今回もこのスタイル継続だ。この4頭の争いと見る。


 28日はB1級の1400m戦がメイン。当初のメンバーには大本命タマモジュニアがいたが、直前回避で繰り上がっての◎はサンライズハイアー。前走そのジュニアと一騎打ちを演じた実力馬である。背は57キロから56キロに戻るだけにすべてに於いて前走時よりも走れる態勢、兵庫籍となって2勝目のチャンスだろう。連続2着フセノランはここにきて更にレース振りが良くなった。前走同様の外枠を生かしたいところ。アフターミーは57キロになって前走同様の伸び脚を発揮できるかどうか。クールフォールは差し有利だった姫路第1クールで唯一逃げ切った馬、ここもペース次第で。


 29日はA2級の1800m戦がメイン。目下2連勝中、充実一途のジンギが出走だ。ただ、今回は前走から2キロ増の57キロ、ここをどうクリアするのか。最大のポイントになりそうだが、おそらく充実度の方が優るはず、前走同様、早め先頭からの押し切りと見る。トウシンタイガーも目下3連勝中とこれまたいい勢い。一気の距離延長となるがJRA時には頻繁に走っていた距離、まず問題はないだろう、逆転一番手。エイシンレーザーは前走が案外だったものの2走前の圧勝ぶりからも素早い巻き返しがありそう。前走ジンギよりは2キロ重かった斤量も今回はこっちの方が1キロ軽くなった。つまり上下3キロ差になったわけである。4番手にはオオエフォーチュン、前走が58キロを背負いながらも2着、負けたが高く評価できる内容だった。

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