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【開催見解】船橋競馬(2020/8/3~6)

船橋

2020年08月02日競馬情報

 令和2年度、第5回船橋競馬は8月3日・4日・5日・6日の連続4日間開催。重賞は組まれておらず、開催のメインレースは5日に予定されている準重賞の千葉日報賞となっている。なお、引き続き無観客競馬で、場外発売箇所については主催者のホームページでご確認ください。

 

 

 初日のメインはB3二組による濃溝の滝賞、1500メートル。アルファフレイムの前走は昇級戦でクビ+0秒1差の3着。後続には3馬身差をつけており、あの内容ならクラス通用のメドはついたはず。過去2戦2勝の1500メートル替わり歓迎。今回はV奪取まで。ヤギリオーディンは復帰後2着、1着、2着、2着、1着、3着。抜群の安定感。1600メートルだと多少、甘さを見せているだけに1500メートル替わりもプラスで、逃げ差し自在。まず今回も勝ち負けに。モードフランスは昇級戦になるが移籍後は掲示板を外しておらず、持ち時計も上位。クラスの壁はないとみる。追ってしっかりと脚を使える点も魅力。重視は当然。イコライザーは前走、モードフランスを撃破してV。流れにさえ乗れればここもV争いへ。アマルインジャズはクラシックでは通用しなかったが、これから期待の3歳馬。B3あたりなら即通用。ジュリアヴィーナスは移籍3戦目で単騎楽逃げに持ち込めれば最後まで抵抗。

 

 2日目のメインは鋸山特別で、B2二組による1600メートル戦。タイセイシャトルはJRAからの移籍緒戦を圧勝。JRA1勝クラスでくすぶっていたのだが、馬体が10キロ以上増えてパワーアップ。JRAより時計がかかって力の要る地方のダートにも適性があったようだ。まだ4歳。ひと叩きして更に良くなってきそうな感じがあり、昇級戦でもB2あたりなら壁などないはず。勢いに乗って連勝を期待。ルーレットスピナーは川崎で3戦連続しての2着。あとの課題は最後の詰めだけ。地元に戻ってもうひと押しを。アストロローグは移籍後1着、4着、4着、4着、1着と崩れておらず、前々走はB1下で0秒5差、前走は自己条件のB2で結果を出している。当級では地力上位の存在といっていい。重視は当然。他では休み明け3戦目で前進が期待できそうなコアコンピタンス、相手なりに走れて大崩れの少ないスガノファスリエフとフェリスアロー、叩き2戦目で上積みが見込めるペイシャリルなどに要注。

 

 3日目のメインはA2・B1組による準重賞の千葉日報賞、1600メートル。マルヒロナッツオーは勝ち切れないが、復帰後も4着、3着、4着と堅実な走り。当級の安定勢力といっていい。今回は相手関係に恵まれた感じもあり、もうひと押しを期待できそうだ。大井のリアリストは移籍2戦目でガラリ一変。スパイラルの船橋コースも合っていたようで見事な変わり身を見せた。引き続いての船橋遠征で重視が必要。エンパイアミライとベイビータピットは休み明け2戦目の上積みが見込める。ともに現級勝ちがある実力馬で、力発揮なら巻き返し当然。ドラゴンカップは復帰2戦目の前走で0秒3差の競馬。メドは立ったはず。実績のある左回りに替わって躍進十分。ライクアロケットは連闘で距離延長がポイントになるが、折り合いはつくタイプ。前々走のB1下は完勝し、A2下の前走も僅差の競馬。ここでも差はないはず。フェンドオフのここ2戦は出遅れ。スタートさえ互角に切れれば反撃可能な力量馬。

 

 開催最終日はB1二組・B2一組による、1700メートルのバルーン特別がメイン。ゴールドブラッドは移籍緒戦の前走を早め先頭から押し切るという実に強い内容で完勝。勝ち時計も1600メートルで1分40秒を切る1分39秒8という優秀なもので、南関東への適性の高さを証明。これからが楽しみな存在になった。勝って同条件というのは有利で、JRA在籍時には1800メートルで勝ち鞍。1700メートル替わりに不安もないはず。流れにさえ乗れればまず勝ち負けに。フィールオーケーは移籍2戦目から3着、1着、3着。追ってしっかりと脚を使えるようになって安定してきた。格上相手でも斤量減は好材料で、移籍後のレース内容から1700メートルへの距離短縮もプラスに作用しそう。流れひとつで出番が。ゴールドディザイアは脚さえ溜まれば前走のように破壊力十分の末脚を発揮。1700メートルでもV歴。嵌まればここでも通用。ハングリーハートはスプリント戦がベストと思われてきたが、前走は1600メートルをこなして勝利。休み明けでも能力は互角以上。ゴーマイウェイは当級の安定勢力。軽視は禁物。

 


(ケイバブック・齊藤大輔)

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