2020年10月17日競馬情報
2020年度第15回の金沢競馬は10月18日(日)、20日(火)、25日(日)、27日(火)の4日間。今回も通常の「日・火」です。ここでは前半週2日間の展望を。
18日(日)のメイン10Rは「楽天競馬でネット投票特別」(A2-2・1700m)
1番 イーゼル 甲賀弘隆
2番 マヤノガルネリ 松戸政也
3番 フラウティスタ 中島龍也
4番 デルマシャンティ 田知弘久
5番 マイネルリボーン 池田敦
6番 デルマサンブッカ 沖静男
7番 バリオラージュ 吉原寛人
8番 ジャストインタイム 藤田弘治
9番 カトリーヌスリジエ 青柳正義
中心はフラウティスタ。今春の転入から7勝・2着2回のオール連対で、A2昇級の前走も厳しい展開になりながらクビ差2着。JRA時も含めて初の1700㍍を克服できるかがポイントも、他に強力な先行馬もいないだけに、自分のペースで運んで踏ん張れるはず。
末脚自慢のバリオラージュにも注目。前走4着は完全な展開不向き。ここもそうなる恐れはある顔ぶれが、夏の小休止明けを使いつつ状態自体は上向き。差し一辺倒とはいえスローなら早めに動いてA2でも2着があり、初騎乗・吉原騎手の手腕にも期待したい。
ジャストインタイムも前々走2着で控える競馬や1700mにメドを立てており、前走3着も前2頭で決着する流れに泣いたもの。素質自体はこのクラスでも見劣らない。
マヤノガルネリの巻き返しにも期待したいところ。1700mは昨季A1-2を2勝した適距離。崩れた前走同様、内枠での立ち回りが鍵になるが、前日が雨予報になっており、得意の湿った馬場になりそう。実力は申し分ないだけに、好転材料が多い今回は要注目。
20日(火)のメイン(9R予定)は「JRA交流 加賀白山賞」(3歳以上・JRA1勝クラス・金沢A2以下・1500m)
JRAからは、アシャカリアン(金沢・藤田弘治)、フラッグサルート(金沢・中島龍也)、ヤマニンスプレモ(城戸義政)、メートルムナール(岡田祥嗣)、アラウン(金沢・吉原寛人)、ウインメテオーラ(金沢・青柳正義)、が出走予定。
金沢からは、ペイシャゴンジセ(転入)、エイシンホープ、グランジャー、アンジュリアン、シップーコウライ、エイシンクウカイ、が出走予定。
中央場所の現級で好走のある馬を重視すべき。該当はアシャカリアン、フラッグサルート、ヤマニンスプレモ。確実性の点ではアシャカリアンで、外に持ち出して差してくる脚質がどうかだけ。3走前3着の時計が光るのはヤマニンスプレモ。地元勢では1500mなら見直せるエイシンホープ、叩き2走目の格上馬シップーコウライに期待したいところ。
(文:競馬カナザワ 大井 明洋)