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【開催見解】姫路競馬(2021/2/23~25)

園田・姫路

2021年02月22日競馬情報

 2週前の姫路、祝日開催は2800人のお客さんで盛り上がった。とにかく暖かい一日だったのでこれだけ多くのファンが集まってくれたのだが、果たして今週の天皇誕生日(23日)は二匹目のドジョウとなるのかどうか。普段の入場が少なすぎるだけにこの点が気になって気になって。まずは暖かく過ごしやすい一日になりますように。姫路競馬は今週も火、水、木曜(23~25日)の3日間開催でメインは25日に行われる兵庫ウインターカップ(1400㍍)名古屋からアンタエウス、川崎からサンキュー、浦和からトーセンレビュー、ブルーウィザード、高知からジョイフルの5頭が遠征予定。戦績的に注目はトーセンとなるのだが、それ以上に気になるのは元兵庫県馬ブルー。どこまで力を付けての再登場となるのか。地元の期待はナチュラリー。前走の完勝でとりあえずレース輸送にもメドを付けた。エイシンエンジョイは久々の地元戦、気分良くさえ走れるようなら一変するだけの力だ。他ではミカエルシチー、ナリタミニスターも好調で。

 

 24日はB1級の1500㍍戦がメイン。人気を集めるのはタガノタイト、ファイナルコールになるだろうが、両馬ともなかなか勝ちづらいというか、勝ち運のないタイプ。それだけにまた②③着で終わってしまう可能性もあるだけに頭で狙うには少々リスクを背負うかも。そうなると浮上はアワジノサクラ、同馬もまた②③着は多いのだが、決め脚という点なら前記2頭以上。堅実駆けエイシンダンシャク、久々でも滅法しぶといヴィノシティマジスへ。

 

 23日はB1級の1400㍍戦がメイン。素質一番はイチバンヤリだろう。心なしか太い一面もあるだけに今回もまた中1週、いい方向に出ると見たい。ゼットパールは目下2連勝中、レースがうまいし、背1㌔増になっても55㌔なら特に問題はあるまい。逃げるのはカレンエクスカリバ、ベストは園田1230㍍でもペースひとつ。キールは好位にいながらも今ひとつ伸び切れない。それでも序盤から脚をタメれるようなら主役に近い存在になってもおかしくない。 

(競馬ブック 北防 敦)

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