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【開催見解】ばんえい十勝(2021/5/15~24)

帯広

2021年05月14日競馬情報

第3回ばんえい十勝

 

とかち皐月賞 3歳オープン別定 5月17日10R
出走予定馬
○アバシリサクラ      (590キロ)
○イオン          (590キロ)
○イワキダイヤ       (600キロ)
○オーシャンウイナー    (630キロ)
○カイセキングオー     (600キロ)
○シュトラール       (600キロ)
○タカナミ         (610キロ)
○ネオキングダム      (620キロ)
○ミソギホマレ       (590キロ)
○リアンドノール      (600キロ)
【解説】3歳オープンの今季初戦。三冠の初戦であるばんえい大賞典に向けてまずは現状の仕上がりを窺う一戦に。来月のとかちダービーを含めて注目してもらいたい。今回の本命は連勝中のイワキダイヤ。この世代で古馬相手に勝っている唯一の存在。前開催は脚部不安により除外となったが、中間でケアされており、影響は少ないだろう。春先は勢いを重視したい。相手だが、カイセキングオーを指名。調整は少し遅れたが、2度叩かれた前走が好タイムの2着。あの内容ならほぼ仕上がったと見ていい。先行力もあり、ひと押し利けば。その他では昨年リーディングトレーナーに輝いた松井厩舎の2頭リアンドノールとシュトラール。時計的にはまだもの足りないが、確実に上昇を示している。ヤングチャンピオンS勝ち馬のタカナミはまだ無理をする段階ではないと考慮されてスロー調整も前崩れの展開なら出番がある。イレネー記念馬のオーシャンウイナーはここが今季初戦。ハンデも背負うし、まずは様子を窺いたい。

 

スーパートレーナー賞 3歳以上選抜別定 5月24日10R
出走予定馬
○カブトボーイ       (630キロ)
○キタノテンカ       (620キロ)
○コウシュハルパン     (630キロ)
○サダノワークス      (640キロ)
○センショウニシキ     (630キロ)
○プレザントウェー     (640キロ)
○ホクショウカップ     (630キロ)
○ホクショウユヅル     (630キロ)
○マルミゴウカイ      (640キロ)
○ヤマトジャパン      (640キロ)
【解説】昨年のリーディングトレーナー上位10名の管理馬による一戦。3クラス混合でハンデ差は20㌔あるが、実績を重視したい。また、前半で一度使ってからの参戦になるため情勢が変ることもあるが力を重視するため大きな変動はまずないだろう。マルミゴウカイで軸は不動。スーパージョッキー賞では勝ち馬の大逃げでペースを乱され、連勝は止まったが、久し振りに厳しい競馬を経験できたことは今後には大きいだろう。稽古に時間をかけており、デキは日を追う毎に上昇。これからがこの馬の本領発揮になる。相手探しだが、開幕からいい形のレースを続けている馬を狙ってみたい。まずはコウシュハルパン。こちらも連勝は止まったが、展開のアヤで課題の障害も今は心配がなく、毎回力を出せているのが好走の要因。まだまだ今季の成長に期待が持てる。次にヤマトジャパンだが、金田騎手とコンビを組みいろいろな競馬を探ってきたが、ようやく噛み合ってきたようだ。素軽さも増してきてここでも上位争いできる。その他でも好調馬が多く、取捨が難しいが、障害巧者のセンショウニシキとホクショウユヅル。決め手勝負ならカブトボーイの突込みにも注意したい。

 

(ケイバブック 定政 紀宏)



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