『第４１回白山大賞典』（ＪｐｎⅢ、２１００メートル）が２２日、金沢競馬場で行われる。当地で行われるＪＢＣクラシックを占う意味でも重要な一戦だ。
重賞４勝の実績を誇るマスターフェンサーに注目する。昨年の覇者で、前走のマーキューＣは、４コーナーで先頭に立つ強気な競馬で快勝。一時の不振が影響して４番人気だったが、終わってみれば地力の違いを示す完勝劇だった。別定５８キロで勝った点は高く評価でき、重賞連勝、そして連覇への期待は十分だ。
スワーヴアラミスは前走で重賞２勝目をマーク。ひと夏を越してさらに力をつけてきた。先行して崩れない魅力があり、地方の小回りコースには対応できそうだ。別定５５キロも強調材料になる。
地方の筆頭格は船橋所属のミューチャリー。大井記念を６馬身差で圧勝し、好メンバーがそろった帝王賞でも４着と、交流Ｇ１で何度も見せ場を作っている。小回りコースへの対応が鍵だが、自慢の末脚を生かせる展開になればダートグレード初勝利に手が届きそうだ。
（文責:サンケイスポーツ）
白山大賞典（JpnIII）は
金沢 8Ｒ
発走時刻は、16:15です。
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