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【開催見解】金沢競馬(2022/6/19・21)

金沢

2022年06月18日競馬情報

 2022年度第7回の金沢競馬は6月19日(日)、21日(火)、26日(日)、28日(火)の4日間。ここでは前半週2日間の展望を。

 

 19日(日)のメイン10Rは「楽天競馬でプレミアム能登豚ウインナーが当たる!特別」(A2-2・1700m)

 1番 スペシャリティ ☆魚住謙心

 2番 パープルヒビキ 青柳正義

 3番 ジャストインタイム 藤田弘治

 4番 リュウノアーダーン 堀場裕充

 5番 デルマルビー 柴田勇真

 6番 エイシンホープ 栗原大河

 7番 キングリーフィスト 鈴木太一

 8番 シップーコウライ ☆兼子千央

 9番 タラニス 甲賀弘隆

 10番 コトブキレイア 沖静男

 11番 ポーラーサマー 吉原寛人

 中心視したいのはA2昇級の1700mだった前走2着で勝利のメド立てたポーラーサマー。JRA時は1800mで勝ち星、2400m以上で1勝クラス好走。実績的にも距離適性的にも前走好走も必然の実力だが、使いつつ状態が上がってきたことも大きい。再度大外枠なら発馬の不安も少なくなり、前走の勝ち馬シンボリフラッシュほどの強敵不在。ロスの大きい展開にさえならなければ好レース必至。

 自在性が出た近走2着→3着は評価できるデルマルビーも上位候補。当地初の1700mだが、中央未勝利時の3着はこの距離で、転入前は1600~1800mが主戦場。目下のレースぶりや攻め内容からも、今なら崩れは考えにくい。

 展開さえ向けば前走のように突っ込んでくる差し・追込タイプのシップーコウライも展開一つ。A級だと流れが速くなりがちな1500mの方がハマりやすいとはいえ、元々1700m辺りがベスト。変調なさそうで、落ち着いた流れにはならない顔ぶれだけに、再度連対も。

 前走で連勝ストップのコトブキレイアも前走4着はクラスの壁というより大逃げした馬を深追いした展開負け。今回は距離克服が鍵となるが、自分のペースで先行なら走力上位。

 小休止明けがどうかだがパープルヒビキも力上位。エイシンホープ、リュウノアーダーンもマイペースで先行できると粘り込んで不思議ない走力はある。

 21日(火)のメイン(11R予定)は「重賞 第6回 石川ダービー」(3歳・2000m・JBC協会協賛ジャスタウェイ賞)

 過去4回の勝ち馬・結果は

 第1回(6月20日) ヴィーナスアロー 牝  吉原寛人 2分13秒1 2番人気

  馬単11160円 3連単66930円

 第2回(5月29日) アルファーティハ 牡  吉原寛人 2分12秒1 3番人気

  馬単7900円 3連単16730円

第3回(6月4日) ロンギングルック 牝 中島龍也 2分12秒7 3番人気

 馬単1440円 3連単2800円

第4回(6月2日) ハクサンアマゾネス 牝 吉原寛人 2分14秒5 1番人気

 馬単1090円 3連単44400円

第5回(5月25日) アイバンホー 牡 中島龍也 2分10秒3 1番人気

 馬単220円 3連単1550円

 まだ5回しか行われていないとはいえ、大半が初距離になる大一番の難しさなのか、1番人気の勝利や一冠目「北日本新聞杯」からの二冠達成は少なく、ようやく2020年に1番人気が勝って、2021年に二冠達成。ちなみに北日本新聞杯の勝ち馬は4着・3着・2着・2着・1着という結果で、さすがに大崩れはしていないが…。

 「北日本新聞杯2~5着馬の好走」が目立ち、第1回と第4回の勝ち馬は「北日本新聞杯に出走していない馬」という点も特筆。また、吉原寛人騎手が3勝、中島龍也騎手が2勝、金田一昌調教師4勝、加藤和義調教師1勝と、騎手・調教師の勝利は各2名だけ。

 今年のメンバーは、スーパーバンタム、スタイルユアセルフ、スターフジサン、キープクライミング、エヴォラ、リュウノガルシア、サエチ、ウインイノセンス、チョコレートミルク、スピリットサント、ビーブルー、マイネルヘリテージ、が出走予定。(回避馬が出た場合は補欠馬カスターニャルーナが繰り上がる)

 残念ながら世代ナンバー1のエムティアンジェは4月の復帰戦を勝利したが、再び戦線離脱。その点だけは悔やまれるが、それ以外の3歳上位ランク馬達が顔を揃えた。

 最有力は北日本新聞杯の覇者スーパーバンタム。更に力を付けた今年は4戦4勝だが、出走レースを絞ってシーズン前半の大目標をここ定めて仕上げてきたはず。予定通りの調整で進んでおり、状態的な心配はないはず。スピード色が強い方だけに、2000mに延びて前走よりペースが上がった時にどうなるか、その点に尽きる。

 北日本新聞杯で敗れた馬の中からは2頭を挙げたい。2着スタイルユアセルフは前走で完敗したとはいえ当地でまだ底を見せておらず、道営で新馬勝ちの素質を思うと大一番で肉迫以上もあり得る。案外な5着リュウノガルシアもイレ込みや内々追走の展開も敗因と思えるだけに、調整を工夫した効果やスムーズな展開で本領発揮の巻き返し十分。

 むしろ警戒すべきは北日本新聞杯に出走していない馬かも。立て直して連勝してここに臨むスターフジサンは2歳時はスーパーバンタムにも勝っているし、自在に動ける強味も大きい。デビュー当初は世代トップクラスの走りを見せていたエヴォラも、これまでと違いビシッと追い切って連戦できる点で楽しみはある。転入初戦勝ちから挑む金田厩舎のビーブルーもJRA時の新馬戦2着は光るし、前走のズブさを思うと距離が延びて更に良さが出る可能性。

(競馬カナザワ 大井 明洋)

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