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【開催見解】名古屋競馬(2024/2/26~3/1)

名古屋

2024年02月25日競馬情報

 第25回名古屋競馬は『かきつばた記念シリーズ』と銘打って、2月26日~3月1日までの連続5日間で開催されます。なお全日、ナイターでの開催となりますので、来場の際はお気をつけください。それでは各日のメインレースの展望をお伝えします。

 

  初日のメインはA6組『春風(はるかぜ)特別』(1500m)

 

 回避した馬が意外に多く、8頭立ての落ち着いた頭数に。穴的な狙いになりますが、馬券の軸はエコログロリアス。当地に転入後は10着、4着とひと息の結果に終わっているものの、中央在籍時に1勝を挙げており、馬体から受ける雰囲気がとても良く、きっかけさえつかめばトントン拍子の出世が望める器とみています。2番枠はネックでも頭数が少しでも減るのはプラスに作用しそうで、移籍3走目の今回が変わり頃でしょう。転入初戦を完勝したコトヴィアは昇級戦になりますが、前走がこれまで勝てなかったのが嘘のような内容でした。追い切りを強化してきたショートストップとともに本線にお勧め。軌道に乗った感があるダブルダブル、前走が消化不良だったフレッチャネーラもしっかり押さえておくべきです。

 

  2日目のメインは『第8回中京ペガスターカップ』(1700m)

 

 出走条件に東海地区デビュー馬限定というものがあり、メンバーの層が薄くなるのは必然。連対を外したのは兵庫ジュニアグランプリ5着のみのミトノウォリアーにとっては楽な組み合わせになったと言えます。前走ではゴール前で思いのほか2着馬に詰め寄られたものの、相手も相応の実績馬で、自身はソラを使ったような感じもありました。普段通りの走りができれば勝てるはずで、焦点は相手探しとみます。その筆頭はソーラレイ。年初に戦列に復帰後は期待ほどの走りができていませんが、そろそろ大幅な体重増に身体がなじんでくる頃でしょう。梅桜賞で復調をアピールしたカピタン、前走で新たな一面を見せたモンデフェリシティ、発馬難がネックでもハマればいい脚を使えるモーニングスカイへ等分に流すことを推奨します。

 

  3日目のメインはA3組『河豚(ふぐ)特別』(2000m)

 

 あまり施行されない2000mという距離が大きなポイントになります。中心視するのはタマモモンレーブ。中央1勝クラスから移籍後は連勝を飾っているのですが、着差はいずれも大きくありません。もともとズブさがある印象で、腕っぷしが強くてスタミナもある塚本征吾騎手との相性は抜群。過去の実績からして2000mには大きな魅力を感じます。2組に上がっても接戦に持ち込んだチェンジザワールド、実績上位のノボリスターリー、善戦を続けるグランディス、前走で久しぶりに連対を果たしたセイカリスなどに、金額に色をつけて購入したいところです。

 

  4日目はシリーズメインの『第26回かきつばた記念』(1500m)

 

 前回までのハンデ戦からグレード別定戦になったことで、実力的に下位の馬が上位の馬を食ってしまう可能性が小さくなったと考えるのが自然でしょう。ということは今まで以上に地元の東海地区の馬は劣勢に立たされる格好に。例年通りに中央馬および他の地方馬による争いになりそうです。中心に推すのはスマイルウィ。巨体馬ながら3年前の4月から馬券の対象から外れていないのは立派のひと言。7歳にして初の他地区への遠征がどう出るかという不安があるものの、輸送を克服できれば悲願のグレードレース制覇は現実味を帯びてきます。相手は5頭の中央所属馬で、序列をつけるのは難しいですが、実力上位とみているシャマル、レジェンド・武豊騎手が鞍上のヘリオス、若さが魅力のペリエール、地方競馬場でのグレードレースにおいて強いイメージがあるラプタス、サンライズホークの順になります。

 

  5日目のメインはA2組の『フリージア特別』(1500m)

 

 ここは3カ月ぶりの前走を3着にまとめたマロンアイスに注目です。前走は結果的に積極策が裏目に出た格好で、最近の馬場の傾向からすれば酌量の余地があります。ひと叩きされた今回は体重増に見合った走りが期待できるはず。重賞3勝の実績は断然とも思えるのがロッキーブレイヴ。しかし昨夏以来の実戦復帰となり、いきなりエンジン全開というわけにはいかないとみます。代わって上位視するのは前走を鮮やかに逃げ切ったゴールドスノー、追い込み脚質ながら1500mではハイアベレージを誇るキージュピター。他では中央交流戦では持ち味を発揮できなかったノーブルラベンダーの反撃にも注意が必要でしょう。

(競馬東海 鬼頭信正)

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