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【開催見解】船橋競馬(2024/4/11~14)

船橋

2024年04月10日競馬情報

 令和6年度の第1回船橋競馬は4月11~14日の計4日間、ナイター開催。今開催は重賞は組まれていないが、1日目・2日目は大井との2場開催(ダブルナイター)で行われる。また、メインレースではないが2日目には若潮スプリントTRの「クロッカススプリント」が組まれ、1・2着馬には5月29日・若潮スプリントへの優先出走権が与えられる。

 

 1日目のメインは「ヤエザクラスプリント」 B1選抜馬  1200メートル

 

 前開催のA2下で勝ち馬とタイム差なしの2・3着と好走したイージーファクトとゾディアックレーヴにとって、今回自己条件のB1同士で走れるのはまさに恩恵。両者の着順も展開等のファクターで変わる余地はあるが、まずはレースの中心に据えていいだろう。
 逆にワンダーランドとビップアクアにとっては、今回B1昇格戦で力関係がカギを握りそう。とはいえ昨年12月以降1・2・1・1着と4歳馬らしい上昇度をみせているし、後者もJRA2勝馬でこのクラスでも格負けはしない。勝機は十分にある。
 前走浦和遠征して3着と好調、地元1200メートルも実績豊富のバイザウェイ、末脚に切れ味があるマロカオブジャガー、転入後初の1200メートル戦でも距離実績十分のミンナノユメミノルもチャンスはありそう。

 2日目のメインは「くじら座スプリント」  B2選抜馬  1200メートル

 

 前2戦は同条件で出遅れもあってか勝ちきれていないペガサスターボだが、前走3着時のの勝ち馬は無敗街道を突き進むジゼルで、2着馬にはクビ差ならばクラスへのメドはすでに立っている。その上位2頭が抜けたメンバー構成ならきっちりと結果を出したいところ。
 テナシャスバイオも2走前にジゼルと対戦して、負けたとはいえ0秒3差、1分13秒9の時計も同開催の他のB2戦を大きく上回るもので文句ないもの。当然ここも勝ち負けを演じてくるだろう。
 休み明けで今年緒戦になるカツベンケイだが、すでに3勝を挙げているB2に降格は有利。カギになるのは仕上がり面だけだろう。B2昇格戦になるクアトロフォンテも警戒は必要だ。
 
 3日目のメインは「鳥待月特別」 B1二組・B2一組  1600メートル

 

 タイムモーメントは南関東に移籍後12戦9勝2着2回、すでにB1下で2勝を挙げている現級の上位安定株。前々走こそワガンセのハイペース逃げに大きく突き放されて勝ちを逃したが、前々走はすぐに巻き返しての完勝と状態面も引き続き良好そう。脚質にも幅があってレースでの信頼度も高く、今回も大崩れするケースは考えづらい。連軸に打ってつけの存在だ。
 オーマイグッネスは道営2歳時に重賞勝ち、JBC2歳優駿4着、南関東移籍後はクラシックロードを歩んだ4歳素質馬。そのクラシックでは結果が出なかったものの、放牧を挟んで今年戦線に復帰後は復調ぶり確かなレースで、前走叩き3戦目を快勝。軌道にのったとみれば連勝も十分狙えるところ。
 マイブレイブは放牧明けを4・3着と着実に良化ムード。叩き3戦目、馬体重がもう少し絞れればさらに上位も狙えそう。ムエックスは初のマイル戦でペース対応がカギだが、血統だけみればむしろ距離向き。軽視はできない。
 
 4日目のメインは「こぼれ桜特別」 A2・B1一組  1800メートル

 

 ショットメーカーの前走ブリリアントカップTRは出遅れもあって不完全燃焼。すでにA2で2勝、遡って3歳時には斤量差があったにせよ準重賞でミヤギザオウに勝った能力は本来オープンクラスのもの。地元に戻ったここできっちり軌道修正を図って、さらに上のクラスへと歩みを進めたい。
 そのブリリアントカップTRで3着と好走したデスティネは地元大井開催ではなくこの船橋に照準だが、過去3勝を挙げるコース適性を思えば納得のいくところ。ここも当然上位争いが期待できる。
 タイセイアゲインも力はあるが、今回浦和戦を取り消してさほど間がない中での競馬。気配待ちは否めないところ。ワガンセは逃げの手が必須条件。今回も距離より同型の出方がカギになる。前走に復調ムードを感じたロマンスグレーも混戦に乗じて浮上の余地は十分だろう。
 
 【出走予定馬は4月8日現在】
 
(日刊競馬 鎌田智也

 
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