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【開催見解】名古屋競馬(2024/4/9~12)

名古屋

2024年04月08日競馬情報

 2024年度、第1回名古屋競馬は4月9日(火)から12日(金)まで『東海桜花賞シリーズ』として連続4日間開催で行われます。なお、前半3日が薄暮開催、最終日のみがデー開催で行われますので、1レースの発走時間が変わりますのでご来場のさいはご注意を。では、初日からメイン競走を紹介していきましょう。


 初日は『第64回東海桜花賞』(SPⅠ・2100m・名古屋グランプリトライアル)です。昨年までは1500mで施行されてきましたが、これまで12月に行われていた名古屋グランプリが今年から5月6日に移動したために、そのトライアルレースとして、距離も同じ2100mに変更という経緯です。まずは遠征馬の紹介を。実績はアナザートゥルース(道営)。昨年12月に行われた名古屋GPでは4着。今年は10歳を迎えましたが、前走のダイオライト記念では5着とまだまだ元気なところを見せています。実績は断然とも言えますし、コース経験も強味も。ヒストリーメーカー(佐賀)も本を正せば中央のオープン馬ですし、こちらも同じ舞台の東海菊花賞で3着。そのときと同じ石川慎騎手とのコンビで参戦。トランセンデンス(高知)は羽田盃勝ちがある元南関東のオープン馬で2走前の白鷺賞(姫路)2着とここにきて復活の兆し。マンガン(船橋)は南関東で重賞2勝。2600m1勝、2400mで2勝という名うてのステイヤーです。今回は岡部騎手とのコンビになります。迎え撃つ地元勢もアンタンスルフレ、ブリーザフレスカという強力なラインナップ。前者は南関東から再転入2走目となりますし、ヤネには怪我から復帰の丸野騎手。スタミナには一過言ありますし、この舞台は最適でしょう。後者は冬休み放牧明け。馬体も増えて帰厩しましたし、追い切りの動きも上々。久々で息さえ持てば好勝負は必至。他ではスタミナ豊富なキージュピター、タマモモンレーヴなど。また昇り馬のハクサンアルタイルもどこまで通じるか楽しみです。


 2日目はA-4組の『土筆特別』(1500m)です。ここは前走は厳しい展開を凌いでの2着と好走したハングリーゴースト、太目残りをひと叩きしたスターライトブルー、折り合い次第でサトミン、充実一途のセンティメント、まだB級からの希望挑戦になるフェルクアーサー、高知からの転入初戦となるジーマックスと多士済済の混戦メンバーです。


 3日目は初日に続いての重賞で3歳牝馬戦の『第30回東海クイーンカップ』(グランダムジャパン・SPⅠ・1700m)です。今年は地元は牝馬の層がやや薄く、遠征馬を迎え撃つのはニジイロハーピー頼みという感じです。前走のネクストスター中日本は枠順に恵まれず、終始、砂を被る展開となり、一旦ズルズル後退。それでも直線は盛り返して6着という結果でした。2走前の兵庫クイーンセレクション(姫路)を勝っているように、スムーズなら反撃を期待してもいいのでは。地元から、もう一頭挙げるならネクストスター西日本で3着と健闘したサンデーロウリュウですが、離された3着で展開も向いた印象。距離延長はマイナスなので過大評価はどうでしょう。となると、4頭出走予定の遠征馬が有力。中でも高知のウオタカは久々のネクストスター西日本(5着)を叩いての参戦で上積みが大きそう。まだキャリアは浅いのですが、船橋のイマヲトキメクも岡部騎手起用で魅力。兵庫のプリムロゼは兵庫クイーンセレクションではニジイロハーピーに完敗もデビュー以来、全て連対という堅実派です。そして船橋のザオは実績は見劣るものの、鞍上が必殺請負人の吉原寛騎手で不気味な存在となりそうです。


 4日目はA-2組の『クレマチス特別』(1500m)。前走が印象を覆す強い勝ちっぷりだったダンシングラブリー、競馬の巧いピエナビーチ、素質馬マロンアイス、テンの速いノラ、道営のオープン馬イダペガサスも使い込んでの良化が見込めそうで実力伯仲の一戦となりそうです。

 

(競馬東海 蟹江博之)

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