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【開催見解】園田競馬(2024/6/12~14)

園田・姫路

2024年06月11日競馬情報

 大混戦の六甲盃を制したのはラッキードリームだった。前哨戦、内で閉じ込められただけに外枠はいいと確信したが、あそこまで抜群のスタートを決めるとは。以降のペース配分も絶妙で人気の追い込み馬を完全に封じ込んだ。結局、上位を占めたのは先行タイプばかりで外差し馬を中心に買われていた方はガッカリとなったわけだが、これもまた競馬、下原Jの立ち回りが巧すぎたに落ち着く。来週の浦和さきたま杯連覇を目論む野田オーナー、新子師にとっては一層弾みが付いた。おめでとう!ただ、そんなハッピーな話題の裏には残念なニュースもありまして2020年と2021年の2度、年度代表馬に輝いたジンギの引退が発表された。長期ブランクからの2走目もあまりいい走りとはいえず、これ以上苦しむ姿を見せたくはないと。苦渋の決断だろうが、これもまた競馬、このあとは功労馬としてどこかの牧場でのんびり暮らすことだろう、お疲れさん&ありがとう。

 

 サテ今週の園田競馬は木曜日のワンターン重賞、園田FCスプリントを中心に行われる。去年までは兵庫勢と高知勢オンリーだったが、今年からは佐賀勢も加わり一層賑やかな重賞となった。その高知からはイモータルスモークとダノンジャスティスの2頭、佐賀からはモーモーレッド、ロトヴィグラス、オールスマートの3頭、計5頭が参戦する。なかでも注目は4年連続の参戦となる高知ダノン、過去3、2、3着とすべて馬券対象。8歳となっても能力は衰えていない。園田コースは完全に我が庭状態だし、今度こそは頂上狙いか。イモータルは高知へ転じてからの2走が圧勝圧勝。うまく再生なった模様。佐賀勢はいずれもスピード自慢、なかでも最も速いのはオールか。そのオールに前走完敗はロトだが、あれだけでまだ勝負付けが済んだとは。モーモーは唯一の4歳馬、どんな結果が出ようが、まだまだ先がある、ここをステップ台に一層飛躍となるかも。地元の期待は連覇がかかるメイプルシスター。前哨戦2着もいいスピード、行き脚を見せた。全神経をスタートに集中させて。ガリバーストームは初めての820M戦、スピード自慢相手にどこまで食らい付いて行けるかだが、嫌な負けが続いてきただけにここで矛先を変えるのはプラスとなりそう。

 

 12日はA1A2級混合の1700M戦がメイン。中心はアラジンバローズ、前走新春賞を制したときほど追い切りは動いていないが、それでも仕上がりは及第点以上、能力の違いを見せ付ける。次位争いはエコロクラージュとスマートムーランに絞れそう。エコロは1700M戦5戦5勝とまだまだ奥があるし、スマートは能検が好内容、JRA3勝級の5歳馬なら現級即通用と見ていいだろう。

 

 14日はA2B1級混合の1400M戦がメイン。堅実駆けでホテルカリホルニアが一歩リード。グランドルチルはそのカリホルニアに0秒2差まで迫った、地力強化は著しい。レッツゴーロースは兵庫女王盃以来のリフレッシュ明け、十分通用の力は秘めているが、常にテンションが高い、ナイターとなりこの辺りがどうなるのか、当日の気配は要チェック。


(競馬ブック 北防 敦)

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