浦和交流重賞の秋の陣・千四のスピード決着。
春のさきたま杯以来の交流重賞、第28回テレ玉杯オーバルスプリントが距離140
0メートルで行われる。今回は3歳馬から9歳馬まで顔を揃えて、これまでと違った
趣き。熱戦が期待できそうだ。
中心のブルドッグボスはJRA在籍時に東京スプリント4着、かきつばた記念2
着、クラスターカップ2着の実績。千二、千四では堅実派として鳴らしていたし、前
走の盛岡クラスターカップではレコード勝ち。特に不安材料はないので連勝のチャン
ス。
JRAのリエノテソーロは3歳牝馬。エーデルワイス賞、全日本2歳優駿を制し
て、今春はNHKマイルカップ2着と、芝、ダートで活躍。今回は古馬初挑戦だが、
斤量の50キロは魅力。
サイタスリーレッドは今春に4連勝を果たしてオープン入り。休み明けのクラス
ターカップでは逃げて小差3着。小回り向きの先行力があるのは心強く、上位争いが
期待できる。
この他では2連覇中のレーザーバレットが逆転に向けて虎視眈々。地元のリアライ
ズリンクスは本来スピード勝負が得意で交流でも侮れない存在。JRAのモンドク
ラッセはもう少し距離が欲しいが、パワー先行を武器に浦和の1400で粘り込みを
狙う。
◎ブルドッグボス
○リエノテソーロ
▲サイタスリーレッド
△レーザーバレット
△リアライズリンクス
△モンドクラッセ
ケイシュウNEWS 田島 啓行