ウマプラ

【船橋】競馬専門紙記者の重賞予想(12/6 クイーン賞JpnIII)

船橋 重賞

2017年12月05日レース予想

「プリンシアコメータにチャンス到来」

中央1600万を勝ち切れなかったプリンシアコメータは、JBCレディスクラシックでは逃げを打ち、直線ララベルとの叩き合いに破れはしたが、不利を受けながらも2着に粘り込んだ競馬を素直に評価したい。 ここまでの4勝は全て左回りで挙げており、コース替わりはプラスになる。ナイター競馬など課題はあるが、今回は逃げるには最高の枠順を引き当てたし、重賞初制覇は目前だ。
 相手はアンジュデジール。関東オークス2着、スパーキングレディーC制覇の実績はここでは上位。ここ2戦の走りは正直物足りないが、調子落ちはなく巻き返しは可能。
 中央時は色々な条件を使っていたが、基本的には芝の短距離向きと思われていたラインハート。大井に転入初戦、ダートの中距離戦でどうかと思われた前走で、ゴール前素晴らしい伸びを見せて3着に食い込んだ。元中央オープン馬なのだから実績面で見劣ることはないし、今回は9頭立てと捌きやすい頭数で、差し切り勝ちまでありそう。

 タガノヴェローナは秋華賞に挑戦しているが、基本的にはダートの中距離向き。JBCレディスクラシックでは6着までだが、まだ3歳馬で成長が期待できる。半兄タガノトネールは2016年の武蔵野Sなど重賞2勝、同じく半兄タガノエスプレッソはデイリー杯2歳Sを制し、弥生賞3着と上2頭が重賞を制している活気のある血統。51キロのハンデならもしかすると、があるかもしれない。

 タイムビヨンドは昨年このレースで3着。4着リンダリンダ(その後交流重賞で2、2、3着)に5馬身差をつけているのだから評価できる。昨年ほどの臨戦態勢ではないが、昨年より軽いハンデで注意が必要だ。

 

◎プリンシアコメータ

○アンジュデジール

▲ラインハート

△アンデスクイーン

△たがのヴェローナ

△タイムビヨンド

(勝馬 山形宗久)

 

勝馬