「真価発揮するミューチャリー」
3番人気に推された全日本2歳優駿は6着と敗れたミューチャリーだが、好メンバー相手に1.1秒差なら悪くない。鎌倉記念1分33秒6なら近年では破格のタイムと言える。未知の1800mだが距離延長の心配は不要だろう。初の右回りも調教の動きからは問題ない。
ラプラスは地元大井の代表。課題のゲートは前走ハイセイコー記念で克服。好位から抜け出すレースで進境見せた。地の利を活かせればチャンス十分。
ヒカリオーソは平和賞勝ち馬。既に7戦2勝のキャリア。440キロ台の小柄な馬だが父譲りの勝負根性に期待したい。
マイコートは今回転入3戦目。走り慣れた右回りで上積み見込める。グラビテーションは【1-0-3-0】と大崩れないのが魅力。アイオロスは転入初戦で初の左回りだった前走も難なく逃げ切った。右回りは歓迎ですんなり先手なら侮れない。ニューイヤーカップ4着のマムティキングはゲートに課題も白鳥特別ではマイコートに先着。脚質的にも混戦で浮上も。
◎ミューチャリー
○ラプラス
▲ヒカリオーソ
△マイコート
△グラビテーション
△アイオロス
△マムティキング
(日刊競馬 小山内完友)