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【浦和】競馬専門紙記者の重賞予想(2/13 ユングフラウ賞)

浦和 重賞

2019年02月12日レース予想

「素質が違うシントーアサヒ」

 

 現時点の完成度は高くないが、スケールは間違いなくシントーアサヒ。
 デビュー3戦3勝。1500mの新馬戦を1分36秒5の好タイムで大差勝ち。前走の1600m、1分36秒6は、当日のB3クラスと同タイム。もたれる、口を割るとまだ子供だが、遊んでこのレースは強い。もまれてどうなるかはカギも、スピードが違う。
 トーセンガーネットは経験値豊富で、こちらは計算できるタイプ。平和賞、ニュイヤーカップで勝ち負けしたヒカリオーソが前週の雲取賞に勝ち、更に株が上がった。少し忙しいが1400mも対応できる。
 スティールティアラもスピードあり差はない。新馬戦のみの1勝馬だが、2戦目以降はすべて重賞で掲示板。実質1勝以上の能力。1400mは初距離だが、既にマイルまでの経験あり。
 ホウショウレイルはだいぶ立ち直ってきた。前走の若水特別は辛勝も差す競馬が出来たことは大収穫で、今後の選択肢が増えた。未だ折り合いに不安を残すが、1400mならとりあえず安心して見られる。
 ゼットパッションは前走初コースの大井で好位4番手から抜け出す競馬。時計は平凡だがレースぶりに進境見せた。今回も初コースの浦和で、相手も上がった。さらなる成長に期待したい。
 ビービーガナールは北海道から転入後3戦3勝と勢いに乗る。リリーカップでは逃げてアークヴィグラスの1秒差4着。相手は強くなるが、ここも徹底先行でチャンスを掴みたい。



◎シントーアサヒ
○トーセンガーネット
▲スティールティアラ
△ホウショウレイル
△ゼットパッション
△ビービーガナール


(日刊競馬 小山内完友)

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