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【川崎】競馬専門紙記者の重賞予想(5/15 川崎マイラーズ)

川崎 重賞

2019年05月14日レース予想

「4連勝キャプテンキング」
 休み明けの4歳秋から徐々に復調していたキャプテンキングは、浦和のゴールドカップから目下3連勝と完全復調。JRA2勝で南関東に転入し、いきなり羽田盃を制したが、古馬になりマイル前後の最適解を見つけてからは、再びピークに達した感ある。
 今回川崎は初コース。浦和1400m圧勝からも、200m延びてまず問題はないだろう。
 ライバルはクリスタルシルバー。東京ダービー2着、ジャパンダートダービー地方馬最先着の4着と2000mで好走の印象強く中距離の評価だが、秋にマイルグランプリを快勝、今春にフジノウェーブ記念3着とこちらもマイル前後でも切れを発揮。今回初めて大井競馬場を出て、小回り、左回りと課題は多いが、ここで好走なら今後のメドも立つ。
 ベンテンコゾウはオープン3連勝中と、こちらも勢いある。前走はヒガシウィルウィンを負かし、船橋では【5-0-0-0】と負けなし。今回は初の川崎コースで、南関東では重賞初挑戦。57キロと斤量も少し恵まれ、いきなりの期待も。
 ハセノパイロは強い4歳世代の東京ダービー馬。クリスタルシルバーとはその後の成績に少し差がついたが、2歳時川崎の全日本2歳優駿3着の実績もある。浮上のきっかけつかめれば。
 ゴールデンバローズはJRAマイル5勝、ユニコーンステークス4着の実績もある。川崎でも大師オープン勝ちの実績あり、左回り、マイルはベスト。トキノパイレーツここ2戦惜敗続きだが、厳しい流れで早め先頭は評価できる。バンドオンザランは遠征の前走はスタートひと息で道中不利もあった。1月の多摩川オープンでは積極策だったが、ゴールドカップのように割って出るレースも出来る。混戦向き。印は回らなかったが、昨年の勝ち馬ウエイトアンドシーも近況ひと息だが、昨年同様マイペースの逃げが打てれば侮れない。

 ◎キャプテンキング
 ○クリスタルシルバー
 ▲ベンテンコゾウ
 △ハセノパイロ
 △ゴールデンバローズ
 △トキノパイレーツ
 △バンドオンザラン

(日刊競馬 小山内完友)

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