☆未来の女王を目指して、秋の川崎で白熱の一戦☆
今回で19回目を迎え、回を増すごとに南関東だけではなく全国の牝馬重賞戦線を占う意味で重要な一戦として定着した当レース。今年は北海道から２頭を迎え、白熱したレースが繰り広げられること間違いなし。
北海道では２戦１勝だったブロンディーヴァだが、新馬戦で負かした相手が鎌倉記念２着、北海道２歳優駿２着のアベニンドリーム。このことからも相当な潜在能力が推し量れる。南関東転入緒戦は３着と気を吐いたが、勝ち馬は後に鎌倉記念を制したインペリシャブルでは仕方なし。牝馬同士の前走は一転して圧勝して、ある程度の力付けは済んだと見て良い。勝ち時計は特筆すべきものではないが、相手なりの競馬でのものだからマダマダ短縮の余地はある。
ミナミンは牡馬相手の鎌倉記念で３着。その鎌倉記念は繰上りでの出走でもあり人気にはなっていなかったが、こちらに照準を合わせてきた陣営の同馬への期待が窺える。初距離に加えスタートもカギにはなるが、強敵に揉まれた分の伸びシロで逆転を狙う。
北海道からの遠征の２頭は両者ともに甲乙つけ難い能力の持ち主だが、小回りコースへの適性とスピードを重視して今回はプリモジョーカーが上位と見た。枠順にも恵まれたし、そのスピードから一気にハナを奪ってあっと言わせる場面も。
バブルガムダンサーは長めの距離でも戦果を挙げており、捌きひとつで浮上があっても不思議はない。
船橋の牝馬戦で互角の勝負を繰り広げているアートムーブメントにノラは初コースをこなせれば。
サブノアカゾナエは大井縁の血統で兄達は重賞で活躍。今回だけではなく先々まで注目したい。
◎ブロンディーヴァ
○ミナミン
▲プリモジョーカー
△バブルガムダンサー
△アートムーブメント
△ノラ
△サブノアカゾナエ
ケイシュウＮＥＷＳ 石井 一治
