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【帯広】競馬専門紙記者の重賞予想(2/9 ヒロインズカップ)

帯広 重賞

2020年02月08日レース予想

今年度からBG1に格上げされたばんえい最強牝馬決定戦。別定条件で800キロのミスタカシマから最軽量760キロのアフロディーテ、ナカゼンレディーらと40キロあるハンデ差が影響しそう。

◎アフロディーテ

 760キロとここまでの荷物を背負うのは初めてではあるが、近走のレースぶりから地力強化は明白。デビューしてから世代重賞挑戦もすべてミスタカシマの2着とあと一歩が続いているが、今回はハンデ差が40キロある。クインC、レディースCの内容からもこの差があれば逆転の可能性は高く初重賞制覇も夢ではない。

○ミスタカシマ

 今季はわずか3勝だがそのうち2勝が重賞。オープン一線級でもある程度メドが立つ走りをしており、一戦毎に進化をしている。今回のポイントはやはりトップハンデの800キロの荷物だろう。初めての荷物ではあるが他馬に比べて経験は豊富であり、本番に強いことを考えれば克服もできよう。

▲フェアリースズ

 デビューから姉フェアリードール(クインカップ勝ち)以上の逸材として期待されていたが、ムラがあり出世が遅れた。昨年くらいから徐々に良くなり、成長。今季も徐々に体調がアップして今回万全の態勢で臨めそう。昨年は9着惨敗も仕上がりが違うし、今年は能力を出し切れるはずだ。

△ヤマノホシ

 昨年は初挑戦ながら4着と見せ場たっぷりの内容。過去の特別戦ではあるが、牝馬レースでは③③②④着と毎回人気以上に走っている。とにかくこの馬の持ち味は障害力で今回背負う780キロもまず問題ないだろう。他馬がもたつく展開になれば残り目もある。

△ナカゼンガキタ

 昨年は小差3着。ハンデ面でも恵まれていたが、今年は790キロとミスタカシマに次いで重い荷物。経験値は確かに豊富ではあるが、この荷物を背負うとなるとかなり厳しいだろう。無視はできぬが押さえの評価まで。

ケイバブック 定政 紀宏

勝馬