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【川崎】競馬専門紙記者の重賞予想(1/3 報知オールスターカップ)

川崎 重賞

2020年01月02日レース予想

「変わり身あるオールブラッシュ」

 


オールブラッシュは2017年川崎記念を逃げ切り、また、2018年の浦和記念では3コーナーから強気のまくりを決めている。前走から大井競馬所属となり、転入初戦となった浦和記念は506キロとやや太め残りの感。左回りは右回りよりもさらに動きがよく、川崎コースはいずれも川崎記念で1、3着のコース実績。叩いた変わり身に期待。

 

サウンドトゥルーは前走の勝島王冠は5カ月ぶり。モジアナフレイバー、ノンコノユメの東京大賞典2、3着馬に次ぐ3着ならひと叩きとしては悪くない。川崎コースは川崎記念2着2回を含む【0-2-1-1】と未勝利ではあるが、いずれもJpn1ならここはむしろ楽なメンバーと言っていい。追い込み一手だが長い直線を生かせる。


タービランスは昨年の2着馬。その後の報知グランプリカップを快勝している。ひ弱さがなくなり、今年前半は順調に使われ好成績を残している。門別1戦の後再転入。昨年の雪辱戦。


ヤマノファイトは昨年の勝ち馬。川崎コースは【2-0-0-0】と相性良く、近2走がひと息ではあるが、一変の可能性十分。昨年同様接戦に持ち込めれば渋太い。


センチュリオンはマーチステークスなどJRA8勝の実績あり、転入後は重賞勝ち鞍こそないが常に上位争いをし、今年後半はJBCクラシック3着など自身2度目のピークを迎えている。今のデキなら。


ストライクイーグルは転入初戦のトライアルに勝ち、2戦目に本番の東京記念を制し、重賞初勝利を挙げている。中距離で安定感あり、鞍上は1月1日より期間限定騎乗の吉原騎手。


ヒカリオーソは昨年の東京ダービー馬。前走の戸塚記念までは同世代とのレース。今回休み明けで古馬一線級との対戦と、いきなり正念場を迎えるが、追い切りの動きは絶好。展開的にも逃げ馬の直後を追走出来そうな絶好枠。あとは世代間レベルと、父フリオーソ譲りの闘争心に期待。

 


◎オールブラッシュ
○サウンドトゥルー
▲タービランス
△ヤマノファイト
△センチュリオン
△ストライクイーグル
△ヒカリオーソ

 

(日刊競馬 小山内完友)

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