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【川崎】競馬専門紙記者の重賞予想(7/15 スパーキングレディーカップ[JpnIII])

川崎 重賞

2020年07月14日レース予想

『梅雨空を吹き飛ばすファッショニスタ』


春のマリーンカップに続く南関東の牝馬交流重賞。舞台を川崎千六に移して実績馬、好調馬の競演になったが、中心は昨年の覇者ファッショニスタ。18年の京都JBCレディスクラシック3着の実績はあったが、昨年が初の地方参戦。逃げるサルサディオーネをアッサリ交わして4馬身差の圧勝。その後は大井レディスプレリュード2着、浦和JBCレディスクラシック3着だから今のダート牝馬路線では上位の1頭。今年も同様の顔触れだけに優位は動かない。

 

メモリーコウはJRAで中距離ダートの常連として4勝。今年に入って大井のTCK女王盃3着、船橋のマリーンカップ2着と牝馬路線に新風を巻き起こしているのは記憶に新しい。休み明けのハンデはあるが、ファッショニスタを除けば上位の存在に間違いはない。

 

メイクハッピーは3勝クラスを勝ち上がって4月以来の競馬。キャリアはここまで10戦と浅くこれからの馬だが、川崎では全日本2歳優駿4着の実績があるだけにマークは怠れないだろう。

 

南関東勢では牝馬重賞の常連で今年のマリーンカップを制しているサルサディオーネ。昨年ファッショニスタに子供扱いされているだけに相手が強いのは確かだが、逃げは間違いなく、馬場状況を考えると金星もなくはない。サラーブは実績を考えると格下感は否めないが、今はデキのいい時だけに上位陣に割って入る可能性はある。この他ではJRAのワンダーアマービレ。短距離志向でも川崎の千六なら許容範囲。6月に勝ち星を挙げており順調の強味を生かしたい。

 

◎ファッショニスタ

○メモリーコウ

▲メイクハッピー

△サルサディオーネ

△サラーブ

△ワンダーアマービレ

 

(ケイシュウNEWS 田島 啓行)

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