『個性派揃い。この秋はTCKから目が離せない』
例年、夏に行われていた伝統の一戦サンタアニタトロフィーだが、施行時季が替わって秋も深まる11月に開催。JBCが終わってひと段落ついた交流戦だが、限定重賞も実力馬が揃って大一番が続く。
フルゲートにメンバーは揃ったが、注目は今回は休み明けの地元キャプテンキング。重賞4連勝の実績は少々過去に遡るが、実力の裏付けは十分。ひと追い毎に動きが良くなっており、イキナリの狙いに妙味がある。
グレンツェントは場所を問わずマイル戦線では安定した実績を残す1頭。斤量が他馬に比べて58キロは不利だが、実績を証明しているし、森騎手にスイッチしてチャンスが広がる。
船橋のアドマイヤゴッドは相手なりのタイプ。この頭数で外枠に入ったのはマイナスだが、先に行ってひと脚使える点を生かしたい。
伏兵陣にも駒が揃っているが、ワークアンドラブもその1頭。昨年のマイルグランプリを制しており、力は十分認めるところ。負かした相手も一線級だけに、好仕上がりを生かしての逃げ切りもありそうだ。今夏のマイルグランプリで1番人気に推されながら8着に敗れたコパノジャッキー。ここ2戦は準オープンを連勝で再び上昇気配だし、今の感じなら実績馬が相手でも遜色はない。この他では好調をキープしているサンロアノーク、穴目に浦和のマイネルバサラを挙げたい。
◎キャプテンキング
〇グレンツェント
▲アドマイヤゴッド
△ワークアンドラブ
△コパノジャッキー
△サンロアノーク
△マイネルバサラ
(ケイシュウNEWS:田島 啓行)