「連覇狙うマドラスチェック」
JBCレディスクラシックでファッショニスタにタイム差なしアタマ差2着とわずかに競り負けたマドラスチェックだが、昨年のこのレースに勝ち、レディスプレリュードでも2着など大井1800m【1-2-0-1】とベストの条件であるのは間違いない。引き続き南関東リーディングジョッキーの森泰斗騎手が騎乗。騎乗成績【1-2-0-1】と勝手知ったる鞍上が同馬を連覇へ導く。
マルシュロレーヌはレディスプレリュードで鮮やかな差し切りが決まり1着。本番のJBCレディスクラシックで1番人気の評価を受けたが、レースでは思ったよりもハジけなかったのは経験の差だろうか。能力の高さは確かなだけにあの一戦で見限るのは早計。同じ大井1800mで巻き返しを図りたい。
プリンシアコメータはJBCレディスクラシックをみても、スローの瞬発力比べになると分が悪い印象。ただ、門別のブリーダーズゴールドカップのような早め積極策の競馬ができるようなら、経験値と底力はまだ侮れない。
レーヌブランシュは古馬との対戦はもうひとつ壁を突き破れない印象だが、レディスプレリュードでは勝ち馬から1秒7差だった差が、JBCレディスクラシックでは勝ち馬から0秒9差で、持ちタイムも大幅短縮。今回が9戦目とキャリアが浅い分上積みも見込めるし、ここは今後への向けて試金石の一戦だ。
ローザノワールはスタートミスが響き、JBCレディスクラシック11着大敗。スタート五分で前々で流れに乗れれば、牝馬同士ならもう少し走れてもいいし、軽視は禁物だ。
19年2着のマルカンセンサーはハイペースに乗じた面があり、スローが予想される今回は出番なしとみた。
◎マドラスチェック
○マルシュロレーヌ
▲プリンシアコメータ
△レーヌブランシュ
△ローザノワール
(日刊競馬:小山内 完友)