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【大井】競馬専門紙記者の重賞予想(4/28 東京プリンセス賞 )

大井 重賞

2021年04月27日レース予想

「広い大井の外回りコースでディアリッキーが躍動」


 南関東牝馬クラシック第二冠となる東京プリンセス賞。第一冠の桜花賞は小回りコースで枠順による有利、不利も大きい浦和の1600メートルが舞台だったが、今回は力勝負の大井の外回り1800メートルが舞台。例年の傾向だと桜花賞出走組を重視するのは当然だが、別路線組やぶっつけでの参戦の馬もいて、一筋縄ではいかない感じもする。いずれにしても激戦必至だ。


 ディアリッキーは桜花賞不出走組になるが、今年緒戦だった前走を勝って状態上向きでの出走。ここまで5戦3勝、負けた2戦は重賞のローレル賞4着と東京2歳優駿牝馬3着だが、東京2歳優駿牝馬では上がり最速で桜花賞3着馬であるレディブラウンに先着している。当時から大井の外回りで狙ってみたいと思っていた存在。ホッコータルマエの初年度産駒で、母の父はスペシャルウィーク。折り合いもつくので距離延長もOKと見る。脚質に柔軟性もあり、この舞台で戴冠を期待する。


 ケラススヴィアは桜花賞を3馬身差で完勝。前々走のユングフラウ賞は今年緒戦の上に56キロの斤量なども影響してデビューしてから初めて敗れたが、クラシック本番の前走はきっちりと馬体も絞れて定量戦で本来の姿を披露。やはり純粋な能力では一枚抜けている。ただ、今回は大井の1800メートル。折り合いに難のあるタイプではないので大きなマイナスはないと思うが、やはり本質はスピード優先型。多少の不安は残る。二冠制覇へ、何とか単騎楽逃げの形に持ち込みたいところ。


 ウワサノシブコはユングフラウ賞で見事にケラススヴィアを撃破。桜花賞でも期待されていたのだが、感冒により無念の取り消し。それでも、その後はここ照準に順調に調整されてきている。道営在籍時に1700メートルの重賞で入着があって右回りの大井1800メートルに問題はなく、広いコースの方が合っている感じもする。力通りの走りができれば当然勝ち負けまで。


 カイカセンゲンは昨年11月の門別遠征でリズムを崩し、東京2歳優駿牝馬も惨敗したが、ここまでじっくり立て直してきた。デビュー2連勝が強い内容で、母カイカヨソウは2013年の当レースの勝ち馬。久々の不利はあってもまだ見限れない存在。


 レディブラウンは桜花賞3着馬。相手なりに渋太いところがあって、道営在籍時に1700メートルの重賞で4着があるだけに距離もOK。好枠確保で要警戒。グロリオーソは桜花賞2着馬。能力は確かで今回は2戦2勝の地元大井が舞台。父フリオーソなら距離が延びても良さそう。条件好転で逆転を狙う。


◎:ディアリッキー
○:ケラススヴィア

ウワサノシブコ

△:カイカセンゲン
△:レディブラウン
△:グロリオーソ

 

(競馬ブック 木村悟)

 
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