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【川崎】競馬専門紙記者の重賞予想(6/15 川崎スパーキングスプリント )

川崎 重賞

2021年06月14日レース予想

「カプリフレイバーにチャンス到来」

 

デビューから5戦4勝で挑んだ優駿スプリントを制しているカプリフレイバーだが、その後は勝ち切れず未勝利。優駿スプリント2着のブロンディーヴァはその後アフター5スター賞3着、8着のインペリシャブルはその後黒潮盃を制し、10着のファルコンビークは川崎マイラーズ3着と活躍できておりレースのレベルは決して低くない。東京盃では強敵相手に8着だったがコンマ8秒差で、船橋記念は3着に善戦できていた。今回は明らかに相手関係が楽になっており、久々にチャンスだ。

 

ポッドギルは、3歳時にユングフラウ賞を勝ち、その後は短距離路線を歩んできた。昨年オープン特別として行われたこのレースの覇者で、休み明け、大外枠の不利を克服して勝った前走も高く評価できる。ハナに行けるスピードがあり、差しに回っても鋭い末脚が使えるのは強味。ここに向けて乗り込みは十分、当然勝ち負けになる。

 

ヴァケーションは、平和賞を制して挑んだ全日本2歳優駿を制して2歳の頂点に立ったが、その後は名古屋に遠征して秋の鞍を勝ってはいるが正直物足りない。しかし左回りの短距離戦なら力を出せることは前々走で証明済み。デビュー戦以来の川崎900㍍への対応が鍵になるが、先行力はあるので問題ない。

 

フランシスコダイゴは長くいい脚を使えないので、短距離戦で決め手を生かす競馬がベスト。休み明けでも動ける状態に仕上がっており、習志野きらっとスプリントでノブワイルド、キャンドルグラスに迫ったあの脚が使えれば面白い。大井外回りの短距離戦がベストのカレイドスコープは、最近は地元900㍍戦でも結果を残せており注意が必要。休み明けの前哨戦は粘りを欠いて6着だったが、スピードは上位のダンディーヴォーグ。持ち時計はメンバー中一番、叩いた今回は逃げ切りまで。転入後は1400㍍~1600㍍戦で活躍しているアドマイヤゴッドだが、中央時は芝の短距離戦で活躍していた馬。川崎コースを得意にしているし、善戦は可能だ。

 

◎カプリフレイバー

○ポッドギル

▲ヴァケーション

△フランシスコダイゴ

△カレイドスコープ

△ダンディーヴォーグ

△アドマイヤゴッド

 

勝馬山形宗久

 
勝馬