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【盛岡】競馬専門紙記者の重賞予想(7/20 マーキュリーカップ [JpnIII])

盛岡・水沢 重賞

2021年07月19日レース予想

「コース経験があり近走の成績も安定ヒストリーメイカーに勝機到来」

 

 ヒストリーメイカーは、昨年のマーキュリーカップは4着だが、息の入らぬ厳しい流れを3コーナー手前から早めに動いて先頭なら内容上々。東京大賞典はイン急追で0秒1差の4着と大接戦を演じた。今年マーチステークス、アンタレスステークスともに2着の好結果で念願のタイトルも目前。


 バンクオブクラウズは、3月の名古屋大賞典はハナを主張すると粘り強くクリンチャーの2着。続くリステッド・ブリリアントステークス、オープン特別スレイプニルステークスをともに2着好走とメキメキと頭角を現す。この勢いと展開の利あり期待十分。

 マスターフェンサーは、3歳時にケンタッキーダービー6着など海外遠征を経験。昨年のマーキュリーカップは直線で外へ持ち出すと一気に突き抜けて初重賞制覇。それを皮切りに白山大賞典、名古屋グランプリとダートグレード3連勝。平安ステークスは11着でも斤量58キロは2度目。コース実績を信頼して連覇となる注目。


 クインズサターンは、昨年に北海道移籍後は道営記念を含め5勝。JRA在籍時は武蔵野ステークスでサンライズノヴァの2着などダートグレードで5度の馬券絡みと実績なら互角。


 デルマルーヴルは、JpnII兵庫ジュニアジュニアグランプリ、名古屋グランプリ制覇のグレード実績。昨年のマーキュリーカップは休み明けながら早め進出で2着とコース相性が良く、近走が低調でも不気味。


 ラストマンは、近親にダート王のクリソライト、アロンダダイト。重賞初挑戦でも伸びしろが期待できる4歳で、展開次第では直線一気のシーンも。


 ◎ヒストリーメイカー
 〇バンクオブクラウズ
 ▲マスターフェンサー
 △クインズサターン
 △デルマルーヴル
 △ラストマン


岩手ケイシュウNEWS峯村 正利

 
岩手ケイシュウ