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【園田】競馬専門紙記者の重賞予想(11/25 兵庫ジュニアグランプリ [JpnII])

園田・姫路 重賞

2021年11月24日レース予想

 グレードレースの都度に苦言を投げかけている。また今回も…である。何故こうにも兵庫県馬は消極的、攻めようとしないのか。遠征JRA馬が強いことは確か、来月園田ジュニアカップを大目標にしていることも分かる。それでも目の前に3000万がぶら下がっている、先のエリザベスのようなこともあるんだし、可能性がないことはないのに…。最終登録があった兵庫若駒賞②着馬ピロコギガマックスも来週の認定戦に矛先を変えたため結局、若駒賞に出た馬は一頭もいない。門別からやってきたバウチェイサーが地元馬最有力となるのだが、園田ではまだ1走のみ、生粋の地元馬といえないところにモヤモヤ感を残す。それでもこの馬に期待を賭けるしかない。何とも複雑…。本命はセキフウ、ダート変わり初戦こそ案外だったが、慣れてきた2走前、前走は外々を回って着差以上に中身の濃い走り。兄は現種牡馬ビッグアーサー。兵庫県で活躍中の同世代馬アンサンの父だ。コンバスチョンは唯一の無敗馬、前走の8頭立て、初めての右回りをどう見るかだが、負けていないという点は何よりも魅力、強味。レースビデオを見た限りでもかなり根性はありそう。ヒストリックノヴァは前走エーデルワイス賞②着、絶好の手ごたえのなか、最後は交わされてしまったもののあれだけの先行力は小回りの園田で更に生きそう。現在大井所属とはいえ元はJRA馬、2走前の中山ダート勝ちも圧巻。トモノボーイは距離延長が大きく後押ししそう。追えば追うだけ伸びるタイプ。しかも今年全国で活躍馬目立つアジアエクスプレス産駒、兵庫県では若駒賞勝ちのガリバーストームと一緒だ。プライルードも素直な先行力兼備。吉村Jを配してきただけに伏兵以上の存在になってくるかも。

 

◎セキフウ

〇コンバスチョン

▲ヒストリックノヴァ

△トモノボーイ

×プライルード

×バウチェイサー

 

(競馬ブック 北防敦)

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