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【船橋】競馬専門紙記者の重賞予想(11/29 クイーン賞 [JpnIII])

船橋 重賞

2023年11月28日レース予想

「連覇を目指すテリオスベルの圧逃劇に乞うご期待!」

 

 JBCレディスクラシックの1~4着馬の出走こそないものの、そこを除けばほぼ再戦模様の恰好。例年であれば当レースから冬の牝馬戦線が幕を開くが、ダート路線の整備により来年からは牝馬ダート路線も様変わり。レース間隔にも余裕ができる分、今まで以上に一戦一戦が重要になってくることは間違いない。なお、次回の牝馬交流重賞は当レースが日程移動し、第70回のクイーン賞が2月7日に船橋で施行予定となっている。

 

 テリオスベルの連覇達成に期待。JBCレディスクラシックは5着に敗れているが、その先着馬が全て出走していないとあれば自然と同馬に白羽の矢が立つのは必然。スタートひと息でも果敢にハナを奪いに行く極端な戦法のために勝ちあぐねることもしばしば見受けられるが、ダートグレードに参戦するようになってから掲示板を外したのは僅か一回のみ(2022年JBCレディスクラシックで0秒4差の6着)。大敗も隣り合わせの逃げにも拘らずこの安定感は特筆すべきもの。牝馬同士だけではなく、牡馬相手でも結果を残しているのは強調できる材料。船橋コースは今回で三度目だし、頭数こそ違えど今回の枠順は昨年と同じ大外枠。スタートひと息な点は承知でそれを割り引いても、モマれずにハナを奪取して行けるのは強味。さすがにこれだけ実績を残しているからハンデは見込まれたが、自分のフォームさえ貫ければ連覇達成は間近に迫っている。

 

 相手の本線には3歳馬の2頭が浮上してくる。

 ライオットガールの前走はスタートミスもあり離された6着と苦い結果に終わったが、レディスプレリュードでは直線でテリオスベルを競り落とすと一旦先頭に立つシーン。最後は1・2着馬の切れ味に屈した形になってしまったが、存在感を示すには十分過ぎる一戦だった。レパードステークスでは牡馬相手に勝ち切っているし、条件戦の時期から古馬相手にも勝利を収めており経験は豊富。レディスプレリュードと同様に斤量差を生かしてテリオスベルにどこまで肉薄できるか注目したい。

 

 キャリア4戦で関東オークスを制したパライバトルマリン。前走のブルーダーズゴールドカップでテリオスベルと対戦。逃げるテリオスベルを番手で見る運びとなったが、軽快に逃げ脚を伸ばすテリオスベルの影を踏めず苦しめるまでには至らなかった。ただし、他の古馬はキッチリ抑え込んで2着を死守して初の古馬相手のレースとしては及第点と言える。今回は休み明けなど課題を抱えているが、来年に向けてメドは立てておきたい処。

 

 今回が初めてのダートグレード参戦となるビジン。最近は芝のレースで活躍していたが、全4勝中3勝はダートで挙げたもの。約1年近くぶりのダート戦ではあるが、大きく減点する材料にはならない。3勝クラスは芝の二五で勝ち上がったように、芝の中長距離向きのイメージはあるが、ダート千七で2勝、千八で1勝を挙げていることからも距離短縮は減点にはならないとみる。新興勢力としてアッと言わせるシーンがあるのか注視が必要だろう。

 この秋2連勝で重賞挑戦のサブルドールだが、元は東京2歳優駿牝馬2着でクラシックにも歩を進めた素質馬。その後低迷の時期もあったが、素質馬がいよいよ目覚めたとあれば無視はできない。

 中央OPから南関入りしたノーブルシルエット。転入後は水沢のビューチフルドリーマーカップを勝利したのみだが、実績から考えればもっと活躍してもいい存在。

今回のメンバーでも格負けはしていないだけにマークは必要だ。

  

◎テリオスベル

〇ライオットガール

▲パライバトルマリン

△ビジン、サブルドール、ノーブルシルエット

 

(ケイシュウNEWS:石井 治)

 
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