「勢いに乗ってプライルードが重賞連勝だ」
プライルードは昨年8着と精彩を欠いたが、プラス17キロの520キロと太めもあった。今年は川崎スパーキングスプリントを快勝し勢いに乗って参戦。昨秋の船橋記念2着から1000mも問題ないし、重賞連勝の期待も十分だ。
エンテレケイアは川崎スパーキングスプリント2着で出走権利を得たが、プライルードとはタイム差なしの惜敗で、この馬自身重賞初連対。今季の充実ぶりは成績からも明らかで、引き続き好調維持なら。
スワーヴシャルルは放牧明けの前走千葉日報賞スプリントを快勝し転入後4戦3勝。JRA所属時も含めこれまでの9勝すべてが1200mの短距離戦。続けて船橋コースで、1000mも対応可能だろう。
カプリフレイバーは前走の川崎スパーキングスプリントは放牧明けで、ひと叩きとすれば上々4着。このレース4度目の挑戦で、過去3回は取消、4着、13着。昨年大敗は本調子にひと息で、今年は本領発揮の期待。スマートセラヴィーは4月に放牧明けで臨んだ浦和1400mのオープンを快勝。8歳も健在を示したが、1000mは初距離。血統的に一変の期待も。佐賀のオールスマートは目下6連勝の快進撃で、前走は園田FCスプリント完勝という充実ぶり。1月まで大井のB級だったが、勢いは無視できない。高知のイモータルスモークは前走園田FCスプリント2着。昨夏から今春まで川崎所属で1月にA2下の900mで3着。このメンバーでは一枚落ちるが、移籍で変わり身があれば。
◎プライルード
○エンテレケイア
▲スワーヴシャルル
△カプリフレイバー
△スマートセラヴィー
△オールスマート
△イモータルスモーク
(日刊競馬:小山内完友)