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【盛岡】競馬専門紙記者の重賞予想(9/3 不来方賞 [JpnII])

盛岡・水沢 重賞

2024年09月02日レース予想

「距離適性と素質の高さサンライズジパングに注目」

 

 サンライズジパングは、初ダートの2戦目を勝利、続くJBC2歳優駿を出入りの激しい展開ながら早めに動いてフォーエバーヤングの2着も内容濃いもの。ホープフルステークスを不利ありながら3着と芝でも好成績。リステッド競走若駒ステークスの勝ちっぷりの良さ、皐月賞とダービーを経験。スタミナと芝・ダート兼用、素質の高さかなり。

 

 サトノフェニックスは、昨年6月デビューから2連勝を飾る。3走目は交流園田・兵庫ジュニアグランプリでイーグルノワールの2着も3コーナーから一気に動いて好内容。海外遠征を経験、立て直されて前走レパードステークスは外枠から正攻法の競馬でミッキーファイトの2着と1800メートルにも対応。成長力を感じるだけに1番枠を上手く味方につけたい。

 

 カシマエスパーダは、新馬戦8番人気も幼い面を見せながらも4着。2戦目で初勝利、4月の3歳1勝クラスは向こう正面で外へ出して4コーナー先頭の好内容で着差以上。前走3歳リステッド競走・鳳雛ステークスは直線抜け出すとリードを広げる強さで目下3連勝と充実。盛岡コースが合えば。

 

 フジユージーンは、交流重賞の南部駒賞、ダイヤモンドカップを含め目下重賞6連勝。昨年6月のデビューから無傷の8連勝と岩手の怪物として全国の競馬ファンにも注目される存在。前走後は岩手県・遠野で放牧されて帰厩後も順調。560キロの馬体も目を引き、地の利を生かして伝説をつくるか。

 

 タイセイミッションは、3走目となった3月中京ダート1800メートルで初勝利。古馬編入後2走目となった前走札幌ダート1700メートルで馬体14キロ増加と成長力を見せて力強く伸びて抜け出してきた。どちらかといえば揉まれたくタイプで今回の枠順プラス。

 

 パッションクライは、3勝目となったサンライズカップを制してJBC2歳優駿で3番人気も厳しい流れを4着に踏ん張った。北海道競馬の3歳クラシック北斗盃3着→北海優駿1着→王冠賞3着の成績で参戦と地力秘める。

 

 ◎サンライズジパング
 〇サトノフェニックス
 ▲カシマエスパーダ
 △フジユージーン
 △タイセイミッション
 △パッションクライ
 

(岩手ケイシュウNEWS:峯村 正利)


 
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