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【船橋】競馬専門紙記者の重賞予想(9/26 マリーンカップ [JpnIII])

船橋 重賞

2024年09月25日レース予想

「3歳牝馬同士ならアンモシエラ」

 

 アンモシエラはブルーバードカップ1着、京浜盃2着、羽田盃2着、東京ダービー3着と牡馬相手に新しいダートの三冠路線をすべて馬券圏内で完走した。素質の高さ、地力の強さは3歳牝馬トップレベルは疑いようもない。3歳牝馬限定戦のここは明らかに勝ちに来た。

 

 アンモシエラ不在の関東オークスを逃げ切ったのがアンデスビエント。相手関係は恵まれた感はあったが、他のJRA勢が軒並み下位に沈む中で7馬身圧勝は着差通りの評価ができる。3勝はいずれも逃げ切りで、マイペースならアンモシエラ完封も。フランス帰りの田口貫太騎手の手綱さばきにも注目。

 

 他のJRA勢が逃げ~先行タイプで、もつれた際に差し脚生かせそうなのがテンカジョウ。ここまで4戦3勝、負けた一戦もハビレと0.5秒差なら牝馬同士の3歳限定戦なら勝ち負けの能力はある。ゲート不安定な反面、秘める決め手は強烈で、この頭数なら多少の出遅れでも挽回可能だろう。

 

 夏の札幌で連勝と勢いに乗って参戦するクラヴィコード。前走の2勝クラスでの逃げ切り勝ちは、昇級初戦の牡馬混合戦、5キロの斤量差とはいえ2着に1馬身差の完勝は、馬場差があれど持ち時計を一気に3秒以上短縮してのもの。結果をみれば放牧明けから着けているブリンカー効果もあった。同型アンデスビエントとの兼ね合いはカギも集中力キープなら勝機はある。

 

◎アンモシエラ
○アンデスビエント
▲テンカジョウ
△クラヴィコード


(日刊競馬:小山内完友)

 
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